この度、神谷優太選手が愛媛FCへ期限付き移籍することとなりました。2016シーズンに加入し、持ち前の技術と攻撃的なプレーに加え、守備面でも成長を見せた神谷選手。さらなる飛躍のために、来季は愛媛にプレーの舞台を求めます。https://t.co/QC4SvNH3BK #bellmare pic.twitter.com/8vDctoqvFe
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2017年12月19日
神谷優太の期限付きでの移籍が発表された。
愛媛FCのサポーターの方はどんな選手か分からないだろうし、僕も神谷は語りたい選手なのでブログにまとめようと思う。
神谷優太は夢を見たくなる選手である
中学で山形から名門東京ヴェルディに越境。
東京ヴェルディのユースチームに昇格するが、その後青森山田高校に編入。
卒業後湘南ベルマーレに入団することになる。
幼少の頃からもっと上手くなるために、必要とあらば迷わず環境を変えてここまで来た選手。
青森山田高校時代は10番を付け中盤で攻撃的な役割を担っていた。
テクニックがあって走れる、いかにも湘南が好きそうな選手で、特に縦に落ちるフリーキックは強く印象に残っている。
アンダーの代表でもつい先日素晴らしいFKを決めている。
神谷のFKが決まって同点! pic.twitter.com/oKti7vyfEK
— ぐっち (@fagi108) 2017年12月15日
プロ一年目。いきなりJ1で14試合出場。ポテンシャルの高さを感じさせる。本来の攻撃的なポジションから少し下がってボランチとしてプレーしていた。
守備やフィジカルなどはまだまだ課題があるが、ボランチとしても攻撃的な選手としても更なる飛躍が期待された。
・・・が翌年J2で出場7試合。
この度愛媛にレンタル移籍することになった。
・・・。
・・・。
これはまあ一般的な紹介文。
でも神谷って、僕の中でこれに尽きると思うんですよ。
神谷優太(青森山田高校→湘南ベルマーレ)
— SR (@sr2460) 2016年8月13日
高卒一年目ルーキー。
ドリブル4人抜き。
こいつはやっぱり何か持っている気がする。
プレーもそうだが立ち振る舞いや言動。
雰囲気がある。
育てられるか?多分クラブの価値に直結する。 pic.twitter.com/r3kRB9zGCo
こいつは何か持ってる。
言葉の端々から感じられる、目標の高さ。それを隠そうともしない。
ビッグマウス。目から感じられる力。
一方で普段はとても謙虚で、ファンサービスなんかを見ていてもとても丁寧な好青年。
サッカー以外ではとてもそんな風に見えないけれど、サッカーに関しては高い目標をはっきり言う。彼にはなりたい自分。行きたい場所がはっきりとある。
こいつに関してはそれでいいと思っています。大きなことをいうくらいで。
むしろそうじゃなきゃダメ。
なんというかとにかく期待したくなるのです。
理屈じゃなくてこいつに期待したくなる何かを持っている。
その期待はベルマーレというクラブからもはっきりと感じられて、プロ2年目にははやくも背番号7を与えられることになります。
一方で神谷のプロ生活は苦しみも多くルーキーイヤーに致命的なミスを犯してしまったり
U-20代表から落選し、人目をはばからず号泣したり、
だけどそれが逆にますます彼の魅力というか・・・なんというか小さくまとまって欲しくないのです。
スタジアムに「湘南よ大人になるな男になれ」
って弾幕があると思うんですがまさにそれ。
こいつには大きくなって欲しい。そう思わせる選手なんです。
時折見せる相手を次々抜いていくドリブルも、精度の高いキックも、明らかにセンスを感じさせる決定機を作るプレーも。
俺は全部期待しています。
三原や白井は愛媛に完全移籍したけれど。
こいつは違う。
比較してはいけないんだけどこいつだけは返してもらわなきゃ困る。
逆に神谷も愛媛で中心になって、昇格争いさせるくらいじゃないと困る。
それだけの能力は十分持っているし、プロの舞台で中心選手として勝利の責任を持つことで爆発的に成長すると信じております。
神谷優太は夢を見たくなる選手である。
僕の中では本当にこれに尽きる。彼は返してもらわなきゃ困るし、湘南の未来を背負ってもらわなきゃ困る。
そして将来もっとビッグになってもらなきゃいかんのです。