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Jリーグ事務局の罪③

前回の続きです。

じゃあJリーグはこの先どうしたらいいか考えましたが、Jリーグがまたしても大きな失態を犯していることに気がつきましたのでまずその事を書こうと思います。

 

海外展開以外に道はない

国内の市場が望めないならば海外展開以外にJリーグの生きる道はありません。

Jリーグラボでも真壁会長と海野会長がJリーグは既に国内の市場の限界まで到達しているとおっしゃってましたね。

僕も同じ意見です。

そうしたらこんなことが発表されました。

海外でもJリーグが視聴可能に。スカパーオンデマンドで開始 | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

 

 

コンテンツの目玉には「ウルトラマン」「ルパン三世」など特撮やアニメのほか、Jリーグのサッカーを想定している。

クールジャパン機構、スカパーと新会社 海外へ日本番組 :日本経済新聞

 

 

クールジャパンの一環として売りに出したのですが

これは最悪の一手です。

たった年間3.5億円につられて最悪の一手を打ちました。

Jリーグの海外放映権、スカパーが契約 年3.5億円で :日本経済新聞

 

 

Jリーグラボで以前話していたと思うんですが、Jリーグがパ・リーグTVのようにネットで試合中継をできないのはスカパーが独占放映権を有しているからなんですよ。

国内でもテレビ埼玉がレッズ戦やアルディージャ戦をほとんど放送できないのはそのせい。スカパーがOKを出さないからです。

さらにいえばスカパーの会員なんか東南アジアでそんなに大勢いると思いますか?Jリーグの露出ということを考えた場合に最悪の一手としか言いようがないのです。

 

海外で露出するにはネットを使うしかなかった

東南アジアで露出をするにはネットを使っていくしかなかったと思います。

ネットはタイムラグがなくダイレクトにその国の人たちに情報を届けることができます。

もちろん試合をまるまる中継することも大事ですが僕が一番活用するべきだと思っていたのがJ`s GOALです。

Jリーグはレベル的にプレミアリーグなどとはレベルに開きがありますから、そうするとJリーグはまず親しみを持ってもらうしかない。そしてJ's GOALにはそれをできる力があった。

つまりJ`sGOALの英語版を作って発信すればよかったんです。

さらに言えば東南アジアと日本を繋ぐためにフォーラムのようなものを作るとか、英語版twitterやFacebookで情報発信をするなどすれば、プレミアリーグとは違うアプローチでJリーグを知ってもらうことができました。ネット上で日本のサポーターと東南アジアをつなげられる可能性がありました。

また、Jリーグは外資を解禁しましたから外資のマネーを上手く引っ張って魅力を高め、東南アジアの人にも見てもらえるリーグにするという青写真も描けるよになっていました。

状況によっては外国人枠を少し増やしても良かった。

(もっともACLには出場させられませんが)

それなのにどうして海外の放映権もスカパーに売った!?これじゃあ海外から大きな放映権料を得ることができない!

これはJリーグ事務局がいかに志が低いかを示しているんだ!放映権料の販売に関してもうできることがない!!

 

どんなに苦しくてもどんなに手間が掛かっても、自分たちでJリーグの魅力を発信できるものを作り、自分たちで海外に放映権料を売り込む努力をしなくてはいけなかった。

その努力をJリーグ事務局は放棄しました。

今の状況ではセレッソがいくらサッカー教室を開いても、JFAがいくら指導者を派遣しても、Jリーグが全体が潤うことはありません。

 

 

勝負は五年後。Jリーグ事務局は放映権もクラブに譲渡したほうがいい

五年間はスカパーが海外への独占放映権を持っているので勝負ができません。

五年が過ぎたら

クラブに放映権も譲渡したほうがいいです。

 

プレミアリーグだってリーグが放映権を管理してパッケージで売るからあれだけ高く売れるんですが、Jリーグ事務局は本気で無能ですのでそれだったらクラブに放映権料を譲渡したほうがましです。本当はこんなことありえないんですけれど。

グッズの権利も放映権も肖像権も全部クラブに譲渡してくれれば勝手にビッグクラブができますよ。健全な競争の中でビッグクラブが生まれるんだからそれでいいじゃないですか?

 もちろんJリーグがスカパーを説得して自分たちでも試合を放映できるような形にすればいいんですよ。肖像権だってなんだって戦略的に使ってくれればいいんです。

でもそれができないんだったら何もしないほうがマシ。なんの権限もない方がマシなのです。

 

こんなことをやっているリーグは多分ないと思いますので自分で言ってて気が狂いそうになりますが、これが僕なりの結論です。

とんでもないことを言っておりますが本当にそっちのほうがマシです。

 

 散々怒った上にろくに現状に対する対策も話せなかったですが、本当にやれることがないのだから仕方がない。

 そして・・・このシリーズはこれで最終回です。

 

 

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