湘南ベルマーレ対サンフレッチェ広島戦。
非常に素晴らしい試合でしたが僕は特に大竹洋平の動きが印象に残りました。
大怪我からの復帰。しかしすぐに調子は戻らなかった。
大竹洋平といえば天才肌のファンタジスタ。攻撃に関するセンスはものすごいものをもっており、一度見たらわくわくせずにはいられないテクニックを持っています。
反面、天才型の選手にありがちな好不調の波や守備意識の低さなどの問題点もあり、使いにくい選手でもありました。
2013年にレンタルで湘南ベルマーレに加入し、その高いテクニックをいかんなく発揮するものの前十字靭帯断裂の大怪我を負い一年近くピッチを離れることになります。
大竹の才能を高く評価した首脳陣は怪我で試合にほとんど出られないのを承知で完全移籍で獲得します。
そして2014年の8月。ついに大竹はピッチに戻ってきます。しかし大怪我を負った選手の宿命か、当時見せた輝きはついに戻ることはありませんでした。
きまぐれなファンタジスタを脱却。真のフットボーラーに
2015年。再びJ1で戦うことになった湘南ベルマーレ。
序盤はJ1のレベルに苦しむものの徐々にベルマーレの選手達もその環境に慣れていきました。
その中で大竹洋平にも変化が。
守備に奔走する泥臭いプレーが格段に増えたのです。
特に先日の広島戦は凄かった。
何度も何度も広島の守備陣を追い回し、タックルでボールを奪い、懸命に走っていました。
68分に退くまでほんとうに全力。見る人の胸を熱くするには十分なプレーでした。
もしかしたら彼の中ではまだ全盛期のテクニックは戻っていないのかもしれません。
(正直僕程度のサッカー経験では戻っているのかいないのか、天才の感覚はわからない)
けれども大竹洋平はチームのために戦える真のフットボーラーになりました。
FC東京のサポーターの方で、今でも大竹のことを気にしている方がいるのなら、広島戦の後半だけでも見て欲しいです。
人をわくわくさせる、そしてその頑張りが人を感動させるそんな選手になっていますから。
と記事を書いたんですがナビスコカップで早くも見ることができたのですね。
今日は用事で見られなかったのですが大竹洋平はどうでしたか?
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