湘南ベルマーレ対川崎フロンターレ キリノの一点目をゴールキーパー的な視点で反則だと主張するよ。審判的な視点は誰かやって
川崎戦。すさまじい試合で4-4引き分けでした。
それで僕はベルマーレのサポーターなんでこれを言うと怒られそうなんですけど・・・。キリノの1点目はさすがに反則ですお!
あれはさすがにとってもらわないとかわいそうなんです!!!!
まず反則にならないと思うパターンの説明
この説明はあくまでキーパー的な視点で見ているので審判的なルールとしての視点は誰かやって!(僕フットサルの審判しかやったことないから空中戦のジャッジはよくわからぬ)
まず問題になったのはベルマーレの1点目。動画の50秒あたりから。
まずキーパー的にこれはまあ仕方ないかなあというパターンから話しますね。
例えばキリノの頭が先にボールに触る。そのあとにぶつかったとする。
これはボールの落下地点に先に入られてシュートをされたということなのでぶつかられても「あっ。やっちまった!」って僕なら思います。
あとはキーパーが先にボールに触ったんだけど落としてしまってキリノの頭に当たってしまう。そのあとにぶつかったパターン。
キリノがボールに触ってからぶつかるということなのでこれも「やっちまった。」と思うと思います。
キーパー的に相手に先にボールに触られたり落下地点に入られたりしてそのあとにぶつかられたとしたら「ああ。ちょっとミスっちまったな」と思います。僕の場合には。
でも今回の場合は明らかに違います。キリノはボールに全然触れていません。
これは納得いかないでしょうね。抗議するのも当然だと思います。
正しい姿勢でも吹き飛ばされると思うよ
実は今回のチョン・ソンリョン選手。ちょっとだけミスをしてます。
それは下の画像
ゴールキーパーはハイボールを捕球するときに片膝を上げて自分の体をガードしなくてはいけないのですが、これ逆に上げてしまってますよね。
これがちょっと悪いプレーです。
ただこのプレーってあくまで自分の体を守るための技術なんですよ。当たられた時にファンブルを防ぐためにっていう側面はあるけどそれが目的というのはちょっと違う。
大体想像してください。
たとえ膝の上げる方向が正しかったとしても、この勢いで突っ込まれたら体ごと吹っ飛ばされるのは仕方ないでしょ!?
だってキーパーがボールをキャッチするときって両手を挙げるからものすごく無防備になるんですよ。
その無防備な状態でキーパーが落下地点にちゃんと入っているのにアフターチャージしてもいいならゴールキーパーの安全性は全く担保されていないんですよ。
昔、ガンバ大阪の本並選手がコーナーキックの競り合いで腎臓破裂してるわけです。
下の2分くらい。
今回たとえ膝の上げる方向が正しくてもこんなん絶対吹っ飛ばされますよ。
落下地点にきちんと入った。きちんとジャンプして捕球体制に入った。なのに体にチャージされてボールをこぼしてしまった。
これが反則になってくれないとゴールキーパーが危険すぎますよ。
キャッチングをすでにミスしてたという意見について
ここからは少し技術の話。
当たられる前にキャッチングをミスしていたという意見について。
それはない!
まずゴールキーパーのキャッチングの話から。この動画がいいですかね?
ポイント
①ボールを挟んでしまうとすり抜けるのでボールを迎えに行く
②体のすぐ近くで取らない。手を伸ばす。
③迎えに行く時の手は人差し指を親指を使って台形のような形を作る
そしてチョン・ソンリョン選手の捕球シーン。
手の形が怪しい以外はGOOD!手の形は確かに少し怪しいですがこの勢いのボールならこの選手は落とさないですよ。あくまでキーパー的な視点ですがここで落とすようなレベルの選手には見えませんでした。
ここでとってる。あとは少し指に力を込めれば捕球完了。
まだキリノとは接触してない。
アフターでぶつかられてファンブル。
キャッチミスしてないです。キリノが突っ込んでこなかったら普通にキャッチしてますって。
これは絶対にミスが招いた失点じゃないですよ。
パンチングすればいいのにという意見について
パンチングすればいいのにという意見について。
これはキャッチング案件です!
①ボールがもっとキリノ側に寄っている
②スピードボールやブレ球でキャッチングの難易度が高い
③相手選手の頭が自分の手より高い。もしくはそれに近い状態
こんな場合にはパンチング案件だと思います。
でも今回はふんわりクロスでほぼ真正面。先に落下地点にも入っている。高さでも完全勝っています。
これは断固としてキャッチング案件。これで相手にぶつかられたとしてもそれは反則でノーゴールだと思いますよ。普通。
とにかくこれをパンチングしなかったから。っていうのは違う。
これはキャッチできる!絶対にできる!
絶対にキャッチング案件!!!
最後に審判について少しだけ
審判について少しだけ。昔こんなブログを書いたことがあります。
ジャッジの説明がないことで審判への不信感が高まってる。
審判を守るためにJリーグが勇気を持ってジャッジについてオープンにするべき。
それが不満を抑え審判を守ることにつながる。
隠すことじゃなくて伝えることで審判を守るべき。
そんなようなことを書いてます。
僕はもっとジャッジについてオープンにしないと審判がもっと嫌われてしまうと思うんですよね。
どうなんでしょうかねこれ?
・・・
とにかく今回はキーパー的な視点で書きました。これを反則にしてもらえないのは可哀想だと思いますよ。