秋元陽太選手とイ・ホスン選手。
ゴールキーパー二人が湘南ベルマーレから移籍しました。
そして彼らが在籍中に気がついた2人のプレーの違いについて少し書こうかと思います。
秋元陽太がイ・ホスンより勝る2点
2015シーズンのリーグ戦は1試合を除き秋元陽太が先発フル出場していました。
イ・ホスンは秋元が負傷退場した柏戦に1試合出場したのみです。
イ・ホスンより秋元陽太の方が首脳陣に評価されたということになりますが、それは何故か。僕なりに感じたポイントをあげてみました。
①クイックネス
下の動画の48秒あたりをみてください。秋元がサイドにステップしている動画です。
そのあとにホスン。
体型の違いもありますが秋元の方が小さなステップで小刻みに移動するんですね。
秋元陽太はクイックネスに優れたゴールキーパーです。筋肉を増やす過程でスピードや俊敏さを落とすことなく維持もしくは向上させたのでしょう。
そのスピードとクイックネスを活かし困難なボールに追いつき、鬼のようなパワーで止めるなり弾いてしまう。それが秋元陽太というゴールキーパーだと僕は思っています。
秋元のプレー集。秋元は俊敏性やスピードがあるので多少難しいシュートを打たれたり、ボールを動かされたくらいでは平然とついていってしまうのです。この部分はホスンより評価されていたんじゃないかと思います。
個人的にはこちらのほうがわかりにくいと思うのですがこちらもゴールキーパー練習。
②空中での姿勢制御
秋元は身長の高いキーパーではありません。ただしクロスに飛び出した時にキャッチで処理する技術は非常に上手いと感じていました。
なんでだろうとずっと疑問に思っていたのですがじっくり観察して多分空中でバランスを取る技術に優れているんだと思い至りました。
これが秋元陽太の跳躍時の姿勢
空中での姿勢が綺麗で腕もほぼまっすぐ伸びている。滞空時間も長いです。
次がホスン
キャッチした瞬間に少し腕も曲がっています。姿勢を制御しきれていないのかなあという感じも。動画でみても秋元の方が綺麗に高く飛んでいるように見えませんか?そんなことないですか。なんだか上手く伝えきれなくてごめんなさい。
ただ少し補足したいことがあります。ハイボールを処理する際には片膝は上げておいてくださいね。敵も味方もボールに向かって突っ込んでくるので危ないんですよ。
生命の危険すらあります。だから膝をあげてガードしなきゃいけないんです。
僕が個人的に良いと思ったのはホスンのこの状態。ただホスンはまだこの時点でボールを捕球してないので・・・。(グローブとの間にわずかに隙間が見えません?見えません?)
ホスンは秋元より身長がある上にパンチングがうまいのでハイボールの守備範囲は非常に広いものでした。ハイボールに関してはとにかく飛び出して触りさえすればなんとかなる。そんな安心感が彼にはありました。
ただしそれを過信しすぎてボールに触れなかったり判断を間違えることが時々・・・。
一方の秋元は背が高くないので空中戦の守備範囲はそれほど広くありませんでしたが守備範囲内のプレー自体は安定していました。ハイボールのキャッチはうまかったですし、パンチングもきちんと出来ていた。
そんなところも秋元が評価された要因の一つなのかなと勝手に思っておりまする。
(そしてFC東京戦でハイボールほとんどキャッチしたせいで引き抜かれた)
以前作ったホスンの動画と感想。これは本筋と関係ないのでお暇なときにでも。
コンサドーレ札幌から湘南ベルマーレに移籍した、ゴールキーパー。イ・ホスンのプレー集及び雑感
結局僕は村山智彦のことを書きたい
なんでいなくなってしまった選手の特徴を長々書いたのか??
ベルマーレに来てくれた村山智彦のことを書きたいんです!!だけどその前にこのふたりのことを書くと村山編でより説明がしやすいんじゃないかなあと思ったのです。
村山のプレーはちゃんと見て僕なりになにか書こうと思います!
だけどそれは長くなるので次のブログに。
今回はなんとなく言いたいことが伝えにくかったというかちょっと詐欺臭い記事になりましたが・・・。
でももしよかったら次回も付き合ってください。それでは。