ニンジャスレイヤー第4巻。ネオサイタマ炎上④感想~その3 ~ ネオサイタマインフレイム
後悔など、死んでからすればよい。
ついに戦いの火蓋は切って落とされた!
ネオサイタマ・イン・フレイム
4章仕立てのこのストーリー。まず一本目
「ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト
ラオモト・カンの欺瞞に満ちた演説。街中に流れるそれを聞きながら復讐者が疾走する。またがるはアイアン・オトメ。
幾多の敵を乗り越えながら、ニンジャスレイヤーはラオモトを目指す。
しょっぱなからはじまるこの構図が最高にかっこいいです!
やはりクライマックス!いきなり熱くしてれるぜ!
なんだけど・・・
サワタリ=サンが出てくると笑いの要素が強くなるのはなんでなんだぜ?
宝、そして美女!獲得物資が二倍、すなわち戦果は十倍にもなる!あの女はおれのヨメにするぞ! というセリフの絶妙な意味のわからなさとサワタリ=サンっぽさ。 ほんと好き #njslyr7book
— SR (@sr2460) 2015, 12月 16
しかしサワタリ=サンはダークニンジャの手にかかってしまう。
遥か彼方に落下し・・・死・・・。・・・んでないんですよね?アニメイシヨンみたら生きてたから。
しかしこの文章は凄い。これは絶対助からなかったように見えますよ。
アニメイシヨンだとそうでもなかったですが間違いなく死んだであろうという絶望感が・・・。
そしていよいよ宿敵ダークニンジャとの戦いがはじまる。
ダークニンジャ・リターンズ
ダークニンジャとの戦闘。しかしラオモトが選挙演説に向かうと謎のシシマイが現れ、ダークニンジャを連れて行ってしまう。
アニメイシヨンではあっさり裏切ったように見えましたが原作ではかなり迷っていたことがよくわかりました。このあたりの補完は嬉しい。
ニューロンが加速しているのだ、などなど忍殺のかっこいい表現が多数あった戦闘シーンは見ごたえ有り。
またアニメイシヨンではなんとなくしかわからなかった。ナンシー=サン救出時のニンジャスレイヤーの焦燥感。安堵。思いやるふたりの気持ちがよく表現されていて嬉しかったです。本当に良きパートナーになっていますね。
このお話ではここらへんがよくわかったのが一番嬉しかったです。
最強のコンビが復活し、今まさにネオサイタマを表からも裏からも牛耳ろうとするラオモトに反撃するとき。
ナンシー=サンのキツネサイン!カワイイ!でも実際恐ろしいのだ!
アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ
ニンジャスレイヤー第二十三話感想。なんて苦しい戦いだったのかしら。
アニメイシヨンでいうこの部分。
「なんて苦しい戦いのだったのかしら」で省略されていた部分をがっつり見ようと思っていたのですが・・・
割と原作に忠実だったんだなこれ!!!
ラオモト=サンが買収工作をするシーンがおわると大抵シックスゲイツは死んでいました。もっともヘルカイト=サン。ゲイトキーパー=サンのところだけはがっつり。
地の利を駆使して戦うヘルカイト=サンはすこし卑怯な気もしますが執念はすごかったです。それにラオモト=サンへの忠誠は本物なんだなあと・・・。
特にボロボロになりながらもニンジャスレイヤー=サンが迫っていることを報告するシーンなんかは。あと温泉旅行ってギャグじゃなかったんですね。もしかして重要な意味があった?むしろシックスゲイツ黄金時代だったとか・・・。
その後ゲイトキーパー=サンとの戦闘。本物の強敵を相手に連戦を重ねたニンジャスレイヤーは苦戦。
ハイウェイでの死闘!ブラックヘイズ~この連戦は、真っ逆さまに転落するために積み上げられた虚しい勝利だったのか!?
のくだりからの逆転勝利は熱く燃え上がりました!
・・・
これでついに敵は巨悪ラオモト・カンただひとり。テンション上がりまくりです!
・・・
アニメ版ってこのあと傑作選が入ったんですよね・・・。原作でこのテンションで傑作選みたいの突っ込まれたらさすがにちょっと思うところがあったかもしれませんね。
っていうかちゃぶ台ぶん投げてたかもしれません。
twitter連載時はここから一気に最終決戦だったんですよね?
さあいくぞ!まってろラオモト!!!!
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