広州恒大戦の西川周作選手の足で止めたセーブをどうしても褒めたいっ!!!
実はゴールキーパーに大切な要素がたくさん詰まっていたと思っているこのシーン。
このシーンを褒めたいんじゃ~。
ゴールキーパーにとって動かないことは大事なこと
僕が褒めたいと思っているのがこのシーン。
一件真正面のシュートに見えますが実はとんでもなく曲がっています。
これはまちがいなく日本最高峰のゴールキーパーですわ#urawareds pic.twitter.com/e4236TtXQp
— SR (@sr2460) 2016年4月5日
派手なセーブや動きが称賛されがちなゴールキーパー。しかしゴールキーパーにとって動かないこと。これは非常に重要なことなのです。
このシーンもシュートに対してギリギリまで見極めを続け、無駄に動かず最小限の動きでシュートをストップして見せました。
動かない!
これもゴールキーパーにとって重要なこと。それを教えてくれる素晴らしいプレーでした。
キーパーにとってシュートをセーブした後の動きは非常に大切である
また西川選手の良さはここで終わりませんでした。
シュートをはじいた後の動きを見てください。
この立ち上がる速さ!!
そこからのポジショニングを取りなおす動きの速さ!!
最後はシュートを打たれる前にディフェンダーがナイスカバーをしてくれたのでこの動きは目立つことがありませんでした。
しかしこの西川選手の一連の動作は絶対に褒めるべき!!!
絶対に褒めるべきだと思います!
良いプレーが次の良いプレーを生む
この一連のプレーから学べる大切なこと。
それは良いプレーが次の良いプレーを生むということです!
例えばここで余計な動きをして仮にシュートを止めたとしましょう。
そうすると次のこの動きが極めて難しくなる。
西川選手が最小限の動きでシュートを止めたからこそ次の動き、つまり素早く立ち上がりポジションを取りなおすということが可能になっています。
つまり良いプレーは次の良いプレーを生む。
逆に良くないプレーをすればその次のプレー、またその次のプレーとクオリティがどんどん下がっていってしまうんですね。
その点この西川選手の一連のプレーは素晴らしかったと思います。
良いプレーが次の良いプレーを生む。
それを教えてくれるナイスプレーです。
ゴールキーパーは攻めることも必要だ
最後にもうひとつ。
ゴールキーパーは動かないことも大切ですが、動くのも大切です。
上手い表現が見つかりませんが時には相手にプレッシャーをかけるために動くことも大切なのです。
素早く立ち上がる西川選手。
ここで相手のシュートコースを消し、プレッシャーを与えるために前に出る。
トラップミスしたらボールを奪うぞ!という意図もあると思います。
最後の最後までボールから目を離さず相手に圧力を与え続ける西川選手。
これは素晴らしすぎる!
キーパーは動かないことも大切。そして動くことも大切。
両方出来なきゃいけないんですね!たった1プレー。しかしこの西川選手の1プレーにゴールキーパーに大切な様々な要素が含まれているように思えました。
これからもたまにキーパーの話はします
キーパーのお話は書くのに時間がかかるのでたくさん書けないのですが出来るだけ書きたいですね。
特にできれば褒めたい!いいプレーを褒めたいっ!!
と思っているので今後ともよろしくお願いいたします。