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湘南ベルマーレ秋元陽太と柏レイソル桐畑和繁のプレイの違いを俺がはっきり解説してやるぜ!!

先日のレイソル戦の感想を書こうと思いましたがやめます。

湘南ベルマーレ秋元陽太と柏レイソルの桐畑和繁の比較をやろうと思います。

湘南ベルマーレ秋元陽太と柏レイソル桐畑和繁のプレイの違いを俺がはっきり解説してやるぜとかちょっと強気に書いていますがおそらく誰にでもわかりやすい内容だと思います。

 

桐畑選手の1失点目は準備の遅れがミスにつながっている

DAZNを見て細かく検証しようと思いましたがハイライトでも十分でした。

まずはみんな知りたいであろう1点目の分析です。

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パンチングが正面に行ってしまってそれが失点に。普通に考えればパンチングの技術的なミスと思うでしょう。

でもこのプレーに関しては違います。

ではプレーを切り取って分析していきます。

 

杉岡選手がサイドに持ち出したため桐畑選手もポジションをサイドに移動します。

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シュートモーションに入る杉岡選手。ただこの時点で桐畑選手はまだポジションの移動を続けています。

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シュートを打つ瞬間。左足を上げて右に重心をかけている。つまりこの時点でまだ右に移動しようとしているのです。

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ここでようやく両足を付き準備完了。すでにシュートが放たれているので右に動いた直後に慌てて左に重心をかけ直しています。

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シュートを放たれた瞬間。

(1)ゴールキーパーはポジションチェンジを終え

(2)重心を均等にかけ、相手選手と正対していなければならない。

 

この2つ大事!!!

そしてこれはシュートを放たれる前にやる。つまりゴールキーパーはシュートを打たれた瞬間に準備を終えていなければならないのです。

これ超大事!!!

ちょっと分かりにくいかな。野球でバッターがボールを投げられてから構えたら間に合わないでしょう?それと同様にキーパーもボールが放たれてから構えたら間に合わないんですよ。

それは感覚的にわかっていただけると思います。

 

1失点目をスローにしてみました。何回も繰り返して見ればポジションチェンジの途中にシュートを打たれてしまったことが明確に分かるはずです。

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つまり桐畑選手は準備のスピードが遅かったため相手に対し後手を踏み、動作が遅れ、ミスにつながったということなのです。

 

それでもわかりにくければ秋元選手のプレーを見てみよう

それでもわかりにくければ秋元選手のプレーを見てみましょう。

2分5秒からの一連のシーンを見てください。

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サイドでパスで揺さぶる相手に対しポジションを微調整する秋元選手。

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しかし伊東純也選手にパスを出された瞬間秋元選手はまだ右にポジションチェンジをしています。

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が!しかしここから一瞬でポジションを取り直します。動画で見ていただけると分かりますが、かなり速いですよ。

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揺さぶられて余裕はなかったけど・・・。

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でも確実に間に合ってますよね?

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先ほどの定義を思い出してみましょう。

 

シュートを放たれた瞬間。

(1)ゴールキーパーはポジションチェンジを終え

(2)重心を均等にかけ、相手選手と正対していなければならない。

 

はい!グッドですよね!できてますよね!

相手に揺さぶられながらも素早い動きで準備を完了させていた秋元選手。事なきを得たわけです。

 

スロー映像。

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パスで素早く繋がっていたのでポジション移動は大変でしたがよく対応しました。

 

後2プレー見ていきますよ

次!藤田征也選手のクロスを桐畑選手が触れなかったシーン。

これはわかりやすいですよ。

サイドが変わったので自分もボール方向に移動する桐畑選手。

 

クロスが上がった瞬間。クロスが上がった方向と逆方向にまだ移動していますよね?

そしてクロスにチャレンジするものの触れず。

ポジション修正のために逆側に動いていたポジション修正の最中。

準備中にやられてしまっている。

 

最後に!3分44秒。秋元陽太選手のプレー。見てみましょう!

これはやりごたえありますよ!!

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 クロスが上がる瞬間。秋元選手はポジション移動を終えているわけです。

(プレジャンプはしてるけど)

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逆サイドに振られたため細かくポジションを修正。ポジションを細かく修正しているわけですがクロスをあげられる瞬間にはボールに対応するためにもう動いてはいないわけです。

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クロスに反応した秋元選手。ここで判断するわけです。「触れない!!」

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ここからまた急いでポジション修正!!ゴールラインまで戻れ~!

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最後のプレシャンプ大きいし、ラインの中に入っちゃってるしで完璧とは言えませんがなんとかポジション移動を終了。

スローで見るとさすがに遅れちゃってますけれどね。

ただし、体の向きはいいですよね~。

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ギリギリですけどね・・・。でもナイスセーブ!!!

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つまりね・・・。秋元選手と桐畑選手だとポジション修正。

準備の速さと細かさが違うの!!だから差が出る。

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ただ桐畑選手って2分50秒あたりのシーンでは普通にやってるのに触れてないから、クロスボール自体が苦手なんじゃないかなあ・・・?

なのに準備が遅れることがあるから余計それが目立つと・・・。

僕は桐畑選手はほとんど分析したことないので分からないんですけど飛び出したのにクロスに触れないシーンって結構頻繁にあるんじゃないですかね?

だとしたらまずこの選手を見るのに必要なのは準備が遅れたパターンと準備は出来てたのに触れなかったパターン。この2つを区分けして見ていくと何が起こったのかわかりやすくなると思います。

ちょっと大変ですけどね。

あっ。ただ3分25秒あたりからの一連のシーンは良いと思いますよ。これは良い!!

 

この視点を元に中村航輔選手と見比べてみるとレイソルのサポーターならよくわかるはず

んでここまで説明してレイソルのサポーターなら理解を手助けする最高の教科書をすでに持っていることを思い出した。

それは中村航輔選手。彼は準備早いですよ~。シュートを打たれた、クロスを打たれた、という状況では準備完了!構えた状態でほとんど動いてませんから。

でもボールが放たれたら素早く動んですよ。

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今まで解説した視点でプレー集を見るとレイソルのサポーターさんなら違いを感じていただけるんじゃないかなあ。

今まで中村航輔選手の方が上ということは分かってもじゃあ具体的に何が上なのっていうとわからなかった人も多かったのでは?

今回のはそんな人の理解の手助けにもなるかもしれません。

 

それでは!湘南ベルマーレ秋元陽太と柏レイソル桐畑和繁のプレイの違いを俺がはっきり解説してやるぜ

終わります。

割とわかりやすかったと思うけど説明は長くなってしまった。

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