2016 高校サッカー選手権 青森山田対聖和学園 繰り返される異様な光景(動画有り)
青森山田高校の10番。神谷優太くんが湘南ベルマーレに内定しているので彼を見に行きました。また第一試合には桐光学園の小川航基くんの試合も。
しかしそこで繰り広げられていたのは異様な光景でした。
繰り返される異様な光景
聖和学園はフットサルの全国大会で名古屋オーシャンズU-18を破って優勝。
ドリブラー天国とのことでした。
実際に試合がはじまると繰り返されたのは異様な光景でした
実際の動画
聖和学園が個人技で青森山田を押し込みまくっていました。
またボールを奪われることはある程度想定済みのようでその後に周りの選手がカバーやプレスをかけて二次攻撃につなげるというのは相当意識しているように見えました。
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ただし先制点は青森山田でした。
さらに青森山田の二点目
聖和学園は青森山田のセカンドチームと同じリーグで戦っているみたいです。
リーグ戦順位表 | リーグ戦データ | 高円宮杯U-18 サッカーリーグ2015 プリンスリーグ東北
青森山田は何度も対戦していることもあり聖和学園対策は熟知しているように見えました。ボールを奪ったらとにかく早く裏かサイドのスペースに放り込んでいました。
さらにロングスローでの攻撃。これは強烈でした。
ほとんどのゴールが右サイドの突破からだったのも偶然ではなかったような。
ただしこれは青森山田だったからできた話で、初見で対戦すると野洲高校みたいにやられるチームは結構多いんじゃないかなあと思いました。
ただ曲芸をしに来たわけではない
最後は湘南ベルマーレに内定している神谷優太選手がゴールを決め、5-0。
最終的なスコアは5-0だった
僕はこういうサッカーを見たことがないので言語化するのが難しいです。
ただ聖和学園はただ曲芸をしに来たわけではないと思います。
かなり彼らの中で戦術的に共通した意図があるような。
長めの動画を2本とっておいたので参考までに見てみてください。
なにかしら感じることがあるかもしれません。
聖和学園出身Jリーガー。齋藤恵太
少し話は変わりますが、実は以前齋藤恵太という選手を特集したことがあります。彼が聖和学園出身です。
J3リーグながらプロに。そしてたった一年でJ2のクラブに引き抜かれていきました。
彼の動画を見てもらえるとわかりますが、とにかくスケールが大きく、一般的な日本人の選手とは異質の才能を感じさせるのです。
もちろん聖和学園のサッカーに批判や異論はたくさんあると思いますが、このサッカーだからこそ伸びる才能があるのかなとも思いました。
そう思うとこの聖和学園のサッカーが存在する意味は確かにあるのかもしれない。
そんな風に強く思いました。