昇格組3クラブ前半戦総括。松本山雅編。
以前昇格組の順位予想をしました。前半戦が終了したのでここでまでの総括をしてみようと思います。前回はモンテディオ山形を総括しましたが今回は松本山雅FCです。
参考記事
予想以上だったオビナ。前半戦は健闘
J2時代から続けていたハイボール、ロングボール戦術はJ1でも効果があった。
特に予想以上だったのがオビナ。屈強な体を活かし前線で起点になるだけでなく、ハイボールでも競り勝っていた。
前半戦はもっと苦戦すると予想してたのだがこのエースストライカーの加入によって思った以上にやれている。
初昇格にして現在15位。立派な成績であると言える。
ブレイク中の前田尚輝。さらに成長を続ける予感
オビナはもちろん印象に残っているが、成長著しいのが前田尚輝だ。
レフティのドリブラーらしく独特のリズムで相手の守備陣を切り裂く。
先日U-22日本代表のも召集された。
高さと走力が武器のチームにあって貴重なアクセントになる存在だ。
積極補強を敢行。しかしオビナが怪我をすればすべてが崩壊する危険性も
セレッソ大阪から安藤。サンフレッチェ広島から工藤。さらにルーマニアリーグで二度最優秀外国人に輝いたエリックが加入。
ここ数試合全く勝てていなかったがここで補強が出来たのは大きいはずだ。
順位予想の時にも書いたがサポーターがアルウィンに詰めかければエプソンをはじめとしたスポンサーは必ず補強資金を出すのだ。
また松本はボールを保持する能力が低く、特にボランチにプレスをかけると地上戦がぐだぐだになっていた。パスも上手く判断力にすぐれ、その上運動量まである工藤は的を射た素晴らしい補強と言える。
一方でオビナが怪我をして離脱した場合にすべてが崩壊する可能性もある。
彼が怪我した時点で岩上のロングスローまで導入した一種ハメ技に近いホイボール爆撃は使えなくなる可能性が高いからだ。
後半戦もキープレイヤーはオビナ。彼がいるといないとではほとんど別にチームになってしまうであろう。なにしろ現在15位はポジティブな要素。この順位をキープし続ければ残留できるのである。
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