首位で迎えた東京ヴェルディ戦。
昇格のために首位をキープ。そして追いすがる第二集団のクラブであるヴェルディを突き放すために重要な一戦となりました。
押し込まれるベルマーレ。しかしこれをしのぎ続ける
2016年にベルマーレの筆頭株主になっていただいた三栄建築設計様。
かつて胸にスポンサーがつかなかったクラブが選手を育て、人を育て、クラブの価値を高めていったことを評価していただいたのだと嬉しくなったのをよく覚えております。
試合は最初の20分ヴェルディに押し込まれ続けます。
あのやられ方は多分ベルマーレの狙いが外されていると思いました。
失点・・・と思ったシーンはオフサイド。本当に紙一重の攻防でした。
ただ20分過ぎから徐々に落ち着きを取り戻してきたベルマーレ。
なんとか一進一退の状況に持っていくことに成功しました。
日々感じる成長。そして彼らはフットボーラーになる
後半も序盤はヴェルディペース。
しかし先制点をとったのはベルマーレでした。
コーナーキックのこぼれをジネイが計算されつくしたポスト。
すると世界を知る男!!アンドレ・バイアが豪快に蹴りこみます!!
ついに試合が動く!
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) 2017年7月16日
アンドレ バイアのゴール後の喜びの表情を!
明治安田生命J2第23節 湘南vs東京V は https://t.co/u4BaoHt81Q でLIVE中。@bellmare_staff #bellmare #DAZNピッチサイド pic.twitter.com/gwqi55gjwT
なんやこれ!ボールボーイくんめっちゃ最高やんけ!!
さらに78分。ボランチが10点。「ボランチふたりで10点は取らないとJ2優勝は見えてこない」と言われていた秋野。
その秋野が豪快なものすごいシュートをけりこみます。
遂に平塚の地を歓喜で爆発させた秋野央樹。
当初は上手い選手。でもうまいだけの選手。だけど今少しづつその殻を破ろうとしています。ゴールを決めた、ということではなくもっとずっとわかりにくい何気ないプレイ。
仲間のために全力で走ろうよ、とかチームのために体を張ろうよ。
キジェ監督の言うようにプレイに責任感が出てきた。2013年そして2014年。あの永木亮太が真のフットボーラーになったように。
秋野は変わろうとしていると感じています。
秋野だけじゃない。
石川俊輝。2014年に見せたような華麗なテクニック。そういうものを披露する場面は減りました。だけど本当に無駄に飛び込まなくなった。粘り強く相手に対応したり、ここぞという時に奪い取れる強さを身に着けた。
そのような強度の中でテクニックを発揮できるようになった。
石川は地味な選手に進化した。でも本当にいい選手に進化しようとしています。
山田直輝。
やっと。やっと。チームのためにプレイできる選手になった。
得点わずか1。だけど苦しい局面で必ず顔を出しボールを回収してくれる。
プレスバックを本当にさぼらない選手になった。
彼があそこに顔を出してくれることが、プレスに戻ってくれることが、どれだけチームの助けになるか。
得点のことで色々言われるかもしれませんが彼はこれからも使われますよ。
彼はチームのためにどうプレイすればいいか分かっていますから。
仲間のためにチームのためにプレイできる選手が本当に増えてきて、彼らはどんどん強く逞しくなっていると感じました。
このシーズンが終わった時にこのチームはどうなっているのか。
このチームをもっとみていたいと思わせてくれるのか?
本当に。とても、今からとても楽しみなのです。