柏レイソルからアビスパ福岡にレンタル移籍中の中村航輔。
話題になっているのでプレー集をつくろうと思ったらすでにありました。
中村航輔の2つの強み
リオ五輪代表候補でもある中村航輔選手。アビスパ福岡で活躍し出してから「すごい!」という声は僕にも聞こえてきていました。
そしてプレー集を見ると2つの強みを見ることができました。
1つ目の強み。プレジャンプをしない
中村航輔の1つ目の強みはプレジャンプをしないこと。
プレジャンプとはシュートをされる直前などに小さくジャンプする動きのこと。
中村航輔選手はこれをしません。
プレジャンプはジャンプ中にシュートを打たれると反応が遅れるという欠点がありタイミングが難しい技術です。
動画55秒。磐田戦のシュートストップなどを見ると彼がプレジャンプをしないことがわかりやすいですね。
サイドステップのような動きを利用して体勢を整えるらしく27秒あたりでも足を大きめに開くような動きを見せています。
ちなみにサイドステップとは下の動画の40秒あたりにも載っているようなステップで、ゴールキーパーがもっとも良く使用するステップのことです。
下の動画2分48秒あたりでもサイドステップからのキャッチを行っています。
余談ですがこの動画の2分50秒あたりの秋元選手はサイドステップ後にわずかにプレジャンプしていますね。
中村航輔選手はこれをしないということです。
じゃあまったくプレジャンプをしないキーパーなのか?そう思っていたのですがプレジャンプしている場面もありました。
動画4秒あたりのこれですね。
ただ極めて小さなジャンプでサイドステップと見分けが付かないくらいのもですし、シュートをされたシーンではプレジャンプなしで難しいシュートをセーブしています。
ジャンプする選手はわかりやすくジャンプすることも多いので中村航輔選手のそれは大きな強みということができます。
下動画4分38秒の湘南ベルマーレ秋元陽太選手のプレジャンプ。する選手はする。
シュートを打たれた瞬間に空中にいることもある。
2つ目の強み。1対1がうまい
中村航輔選手の2つ目の強み。
それは1対1の強さにあります。
動画1分13秒あたりから1対1のシーンがいくつか抜粋されていますがうまいです。
なにしろ先に倒れないことが素晴らしい!
素早く距離をつめてシュートコースを限定。両足に体重を均等にかけて相手の動きを最後まで見ています。
また彼は足の使い方がうまい!グラウンダーの速いシュートを足で止められるからこそ先読みをせず、最後まで自信を持ってボールを見ることが出来るんだと思います。
グラウンダーは足!浮き球は手!と役割分担できていれば当然シュートストップの確率は上昇します。
彼は身長に比べて手足が長いみたいで足を使う止め方は彼に向いているようにも感じます。前に出るスピードやタイミング、姿勢などもよく見えます。とにかくボールをしっかりみているのも良い!
決定的な場面の1対1でもかなり止めているんじゃないでしょうか?
アビスパ福岡のサポーターの方的にどうですか?
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・・・というか彼はフットサル出身だったりします?
フットサルはコートが狭く至近距離のシュートが多いのでグラウンダーのシュートは足で弾き出すのが基本なんです。
フットサルでゴレイロをやっていたのか?もしくはレイソルのアカデミーではサッカーでも使えるフットサルの技術を教え込んでいるのか?
どちらにせよ1対1はかなり上手いです。
こんな中村航輔選手。
このプレー集だけではわからないところもたくさんありもっとじっくり見てみたいのですが時間がない。どこかで見る時間取れないかな~とか誰か他にプレー集作ってくれないかなあとか思っております。
でも本当に未来のA代表の守護神かも。今のうちから注目したほうがいい!
他にも書きました。中村航輔のお話。