今日の徳島戦はなんかいろいろあってちゃんと見られませんでした。
ただ、アルビレックス新潟からレンタル移籍の鈴木武蔵が出場してからは見ていたので、今日は彼が試合に出られそうかどうか軽く感想を書いてみます。
4-4-2の水戸のフォーメーション
水戸ホーリーホックは西ヶ谷監督になってからは4-4-2のフォーメーションで固定されています。
ここのところエアバトラーの三島とバランスの良い吉田が2トップに入っています。途中から山村が出てきて相手をかき回す感じです。
中盤の左に入っている馬場もFWができることもあって結構層は厚いです。
64分に右サイドハーフの船谷に代わって出場
鈴木武蔵は64分に船谷に代わって途中出場しました。ただ実際には山村が右サイドの中盤に入り鈴木はFWの位置に。三島とのツインタワーを形成していました。
三島が主にロングボールに競り合っていたのですが、鈴木武蔵もものすごい跳躍力で競り勝っていました。終盤のパワープレイという意味も含めてこれは大きな武器になりそう。
裏に抜けるスピードが大きな戦力になる予感
水戸には岩尾という長短のパスを使い分けることができる選手がいます。
ただし今までは岩尾の精度の高いボールを裏で受ける選手がいませんでした。
正確に言うと馬場憲治ができるのですがチームのバランス的に中盤で使えるなら使いたいところ。
鈴木武蔵は今日も2~3回裏に抜けるプレーがあり、スピードがあることも確認できました。これは他の選手にはない特徴なので大きな武器になりそう。馬場が中盤で使えますし希少性があるのでベンチには入れておきたいと考えられている気がします。
クロスが上がってくるので中で合わせる動きを学んで欲しい。
さらに水戸ホーリーホックには田向、田中といった縦に抜けてクロスを上げるタイプのサイドバックがいます。ボランチの岩尾がサイドに散らす能力もあることからクロスの本数は結構多いのです。
ただこの日見た感じですとクロスを受ける動きはまだまだでした。動きが単純でしたし緩急もついていなかったです。
サイドからのボールを合わせる機会は結構多いので動き出しを磨いてクロスに合わせられるようになると爆発的に得点が伸びそうな予感がします。
ベンチには入れる。守備や体をはる部分を覚えてレギュラー奪取を。
ほかの選手にない特徴を有しているのでベンチには入れると思いますし、結構出番もあると思います。
ただ水戸はチームの戦術上、前線の選手でもしっかり走りますし守備もやります。
体をはることも厭わない。
ここが出来ないと計算が立たない選手になってしまい、ベンチどまりでレギュラーに入れないかも。FWの献身性は明らかに求められているので。
もう少し見てみないと分かりませんが全く試合に出られないということはなさそう。
win-winの移籍になるといいですね。