今日は沢山のお別れのリリースがありました。
まだ全然整理できていないので、ほかの選手のことも折を見て書きたいと思います。
でも、まず僕が最初に書きたいのは武富のことです。
今年の天皇杯の三回戦。
観客数が少なかったので見た方は少なかったと思いますが、そこには大宮のDFを次々と吹っ飛ばし、果敢に攻め込む武富がいました。
それを見て僕は武富がJ1で通用するレベルに達していることを確信しました。
ですので僕は武富が抜けたのは本当に痛いと思っています。
しかし一方で彼の苦労が報われて良かったと思う部分もありました。
と、いうのも去年までの武富は、キレはあるけれどフィジカル的にはひ弱でした。
それが今年になって別人のようにビルドアップされ、しかもスピードや切れ味は全く損なわれていませんでした。
おそらく相当の覚悟を持って今シーズンに望んだんだなと。
ですからそれが報われて良かったなと思っているんです。
彼は早くからレンタルに出され、なかなかクラブに戻れずにJ2で頑張ってきました。
遂に彼がレイソルで勝負できる時が来たということで、戦力的に痛かったけれど、嬉しい気持ちもあったのです。
しかし、リリースをよく見ると、それは武富がレイソルで戦えることを約束したものではありませんでした。
武富 孝介選手、中川 寛斗選手 湘南ベルマーレへの期限付き移籍終了｜Reysol News
>なお、今後につきましては、決定次第あらためてお知らせいたします。
という一文が最後に添えられています。
ですからもしかしたら、またJ2のクラブにレンタルに出されてしまうのかもしれません。
もしそうだとしたら・・・
それはやめてあげて欲しいです。
彼は湘南ベルマーレで主力としてずっと頑張ってきました。
もう立派にJ1でやれるだけの力はついています。
ですからとにかく一度、J1という舞台で勝負させてあげてはくれないでしょうか？
今まで一生懸命頑張ってきて、主力としてJ1に昇格させて、それで勝負もさせてもらえずにJ2でやらせるのはあまりにも可哀想だと思います。
お願いですからレイソルで、それがどうしてもダメならせめてどこかJ1のクラブで戦わせてあげてくれないですか？
もう武富はベルマーレの選手ではありませんし、もしかしたらこんなことを言うこと自体、彼に迷惑なのかもしれませんがどうしても書きたいと思い立ち、この記事を書かせていただきました。
