今日のJ2はすごかった。
一年かけて積み上げたものの重み。それが達成される瞬間の歓喜。そして絶望。
1年という時間をかけて戦い抜いたリーグ戦の重厚さをこれでもかというほど示してくれた。
あまりに重厚なJ2リーグと薄っぺらいJ1リーグ
そしてJ1の2ステージ制に反対していた理由。
これがようやく明確に分かった。
薄っぺらいのだ。今のJ1リーグは薄っぺらい。
一年かけて積み上げたものの重み。それがステージ制によって覆い隠されてしまっている。今年だったらサンフレッチェ広島と浦和レッズ。
死力を尽くして戦い抜いた先の年間優勝。この重厚さが失われてしまっている。
選手は一生懸命戦っている。それはJ1もJ2も変わらない。
しかしそれでも大宮の優勝にかける執念は見事だった。
猛追のアビスパ。引き分けに終わったジュビロ磐田。一年かけて戦った結果。もっとも重要なものがクローズアップされていた。
他にも手に汗握る試合の連続だった。
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J1は来週優勝チームが決まる。その後真の王者というものが決まるらしい。
僕たちは重厚さを捨ててまで、リーグ戦の価値を薄くしてまで手に入れたものが一体何なのか注意深くそして厳しい目で見なければならない。
そうしなければ、Jリーグの未来は・・・ない。