今、湘南ベルマーレは八連勝と調子が良いです。
こんな今だからこそ「強いからこのクラブを応援しているのではない」
というテーマで記事を書きたいと思います。
何故クラブを応援するか、このテーマに関して僕はいくつかの視点(といっても二つくらいだと思いますけれど)でアプローチしたいと思っているのですが、これから始まる11回の記事はクラブの華であるサッカーの試合とそのスタイルについてアプローチしていくつもりです。
・・・ブログ記事は11回にわたってしまいました。
・・・テーマに沿った内容である自信もありません。
それでもいいという方で、お時間に余裕がある方はご覧ください。
僕が本格的にベルマーレの試合を見に行ったのは、大学一年生の頃。おそらく2003年だと思います。
クラブはいわゆる「暗黒期」の真っただ中でした。
当時北海道にいた僕は帰省のタイミングがあったため、当時四回戦制だった
湘南-札幌の全4ドローをすべて見るという快挙を達成していますw
このころの試合はあまり面白いものはありませんでした。
チームは4バックを採用していたのですが運動量も連動性もなかったため、ずるずるとMFが下がっていき、気が付いたら5バックになっていました。
当時所属していたDFパラシオスの超人的なプレーのみが見所だった気がします。
04年も似たような感じだったと思うのですが、このころは北海道にいたこともあり、あまり試合は見られませんでした。
05年に地元に戻ると、シーズンチケットを買って観戦に行くようになった覚えがあります。
この年はベルマーレサポーターには忘れられない年なのではないでしょうか?
チームは暗黒期の真っただ中。
最終戦を前にクラブに貢献した選手たちの大量解雇のリリースが発表されていました。
白井、吉野、良和
そしてヤス・・・。
他にも多くの選手がこの年でクラブを離れていきました。
毎年選手が入れ替わり、監督も変わってしまう。
そのたびにクラブサッカーのやり方は変わっていきました。
もう時効だと思うので話しますが、
ある日のクラブカンファレンスで
監督をすげ替えすぎて、監督になってくれる人がいなくなってしまったという話をされました。
このクラブはいったいどんなサッカーがやりたいんだろう?
何を表現したいんだろう?
このクラブを応援する人は、
そんなことすら分からないままスタジアムに足を運んでいたのではないでしょうか?
2005年最終節。三ツ沢球技場にて
続きます。