2016年。高校サッカー選手権。
青森山田高校神谷優太。そして桐光学園小川航基。
世代を代表するふたりの選手が対戦したのは3回戦でした。
ロスタイムの悲劇で青森山田高校が桐光学園を下す
試合は小川航基の2得点で桐光学園2-0。桐光学園は確実。誰もがそう思いました。
しかしドラマはロスタイムに待ち受けていました。
ロスタイムにまさかの2失点。さらにPK失敗。
直前まで手にしていた勝利がするりとこぼれ落ちてしまったのです。
また東京ヴェルディユースからサッカー人生をかけて青森山田に入学した神谷優太。
彼もまた準決勝で涙を飲むことになります。
神谷優太、小川航輝が世界の強敵に挑む
しかし彼ら二人のサッカー人生は終わっていません。
神谷優太は湘南ベルマーレに。小川航基はジュビロ磐田に。今度はプロの世界に活躍の場を求めていったのです。
湘南ベルマーレの神谷優太は早くもJ1デビューを果たしています。
そして・・・。ライバルだった彼らは日本代表としてともに戦う事になるのです。
現在行われているU-19バーレーン遠征。
まず背番号7番の神谷優太が圧巻のブレ球ゴール。
さらに3点目は背番号9番の小川航基。
センターフォワードらしい決定力を見せつけます。
日本代表はバーレーン代表に勝利!!選手権のライバルだったふたりが今は仲間となり世界に挑んでいます。
世界に飛び出せ若武者たち
AFC U-19選手権バーレーン2016 予選 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
この世代の日本代表は2015/9/28(月)〜2015/10/6(火)に行われるアジア予選を目指しています。そこで勝てば世界へ。
今はそのための強化の真っ最中なのです。
神谷優太、小川航基。
選手権でライバルだった男たちが、若武者たちがいま世界の強敵に挑もうとしています。
Jリーグで出場機会を掴み代表で世界のライバルを倒す姿を期待しています。
ガンバレ神谷優太、小川航基。
ガンバレ!日本の若武者達。