サンフレッチェ広島対オークランドシティ。
サンフレッチェ広島が2-0で勝利しましたが試合終了間際にハプニングが。
オークランドシティの岩田選手が負傷で顔面流血。
止血中にユニフォームを着替えて再度ピッチに入ったのですが
なんとユニフォームに背番号がなかった!
そのまま審判が気がつかずに試合終了。これって違反なんでしょうか?
漫画で検証してみる
この疑問の手がかりとすべく私はある書籍を手に取りました。
それは名作サッカー漫画ORANGE
実はこの漫画の大一番でこんなシーンが!
つまり背番号無しは反則!ガムテープはOK!
いまここに明確なラインが引かれました。
ガムテープによる背番号>>>>>>(反則の壁)>>>>>>>>背番号無し
じゃあいったいどんな反則なの?
じゃあいったいどんな反則なの?
その疑問にはこのブログが参考になりました。
競技規則22ページ
第 4 条 競技者の用具
違反と罰則
本条に関する違反があった場合、
・プレーは、停止される必要はない。
・違反をした競技者は、主審にフィールドから離れて用具を正すように指示される。
・用具を正していなければ、その競技者はボールが次のアウトオブプレーになったとき、フィールドから離れる。
・用具を正すためにフィールドを離れるように求められた競技者は、主審の承認なくフィールドに復帰してはならない。
・主審は、競技者のフィールドへの復帰を認める前に用具が正されたことを点検する。
・競技者は、ボールがアウトオブプレーのときのみにフィールドへの復帰が認められる。
本条に関する違反によりフィールドから離れるように求められた競技者が主審の承認を得ずにフィールドに再び入った場合、その競技者は警告されなければならない。ガイドライン70ページ
懲戒の罰則
競技者は試合開始前に、交代要員はフィールドに入る前に検査される。プレー中に認められていない衣服や装身具を競技者が着用しているのを発見した場合、主審は、
・その競技者に問題となるものを外すべきと伝えなければならない。
・外すことができない、またはそれを拒んだ場合は、次に競技が停止されたとき、フィールドから離れるよう命じなければならない。
・競技者が拒んだ場合やそのものを外すよう言われたにもかかわらず再び身に付けていることが発見された場合は、競技者を警告しなければならない。
大事な部分抜粋
・違反をした競技者は、主審にフィールドから離れて用具を正すように指示される。
本条に関する違反によりフィールドから離れるように求められた競技者が主審の承認を得ずにフィールドに再び入った場合、その競技者は警告されなければならない。
つまり背番号なしのユニフォームを着ている選手はフィールドから離れる必要がある。
そして着替えを済ませたら主審に承認をとってプレーを再開する。
勝手に入るとイエローカード。
また
・競技者が拒んだ場合やそのものを外すよう言われたにもかかわらず再び身に付けていることが発見された場合は、競技者を警告しなければならない。
これも警告になるそうです。
・・・
今回の場合
・本条に関する違反によりフィールドから離れるように求められた競技者が主審の承認を得ずにフィールドに再び入った場合、その競技者は警告されなければならない。
主審の承認はとっていますし
・競技者が拒んだ場合やそのものを外すよう言われたにもかかわらず再び身に付けていることが発見された場合は、競技者を警告しなければならない。
そもそも発見されていません。
ということは・・・これらのことを総合すると・・・
・・・
反則じゃないですね!これ!
はい反則じゃないです!ですので後からイエローカードくらったり罰金とかもないみたいです。よかったです。(一番下のブログに書かれていましたが罰金があるかも)
さてこの試合はサンフレッチェ広島が勝ちました。
次はマゼンベFC勝つとリバープレート。決勝はおそらくバルセロナです!
けが人が出てしまったけど頑張れ~!
オークランドシティの皆様もお疲れ様でした。なにげに最多出場ですよね?
補足
もっと詳しく調べているブログを発見しました。これ見るといいですね!
3級審判員の悩める日々(引っ越し先)FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015 開幕戦 広島 vs オークランドシティ の試合から