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J1 第20節 湘南ベルマーレ対ヴァンフォーレ甲府。異なる哲学のぶつかり合い。原点に戻った甲府は強かった。

悔しいです!

超悔しいです!!

考え方が真逆に近いクラブに負けるのはやっぱりすごく悔しい。

ただやっぱり原点に戻った甲府は強いと思うし、ああいう相手を倒さなければ信じていることは証明できないと思いました。

何しろ悔しいです。

 

前線のプレスの考え方の違い

 

 

湘南の守備は前線からのプレスで相手を追い込む設計になっています。

前線から猟犬のように追いかけてとれたらショートカウンター。

一方の甲府は一番前列からプレスではめ込むということは一度もなかったと思います。特にバレー。彼は絶対に守備をしません。

そのかわり残りの選手が引いてブロックを作って守備をしていました。

前からプレスで奪いたい湘南と後ろに下がってスペースを消してボールを取りたい甲府の考え方は全く違うものでした。

 

スペースなどあたえてくれない甲府の鉄壁の守備

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攻撃の考え方の違い

 

 

湘南は時には3CBバックのうち右か左まで攻撃に参加してきます。

ラインも高く、相手を後ろに押し込みまくりチャンスの数を増やして点を取ろうと考えています。相手にボールを取られても敵陣深くならば即効でプレスバックしてまた攻撃しようという考え方です。

一方の甲府は3CBを絶対に攻撃参加させません。これは本当に徹底しています。

ただしバレーだけは守備をしません。ずっと危険な位置ではっています。

ボールを奪ったらバレーに突撃させる。シンプルですがこれが有効な状況はいくらでもあります。

 

 

バレーが守備をしないからこそ強い。こういう強さもある。

 

 

3CBだけは絶対に上がってこない。相手のボールを奪われたらボランチ二枚が即効で撤退して5枚で守る。カウンターになりようがない。

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ヴァンフォーレ甲府のバレー。年齢を重ねたとは言えさすがの実力者だった。

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改めてわかったアンドレバイアの凄さ

個人の話になりますがこの日のアンドレバイアはすごかったです。

湘南は2CBが上がるのでアンドレがバレーと常にガチンコでやりあっていました。

味方のフォローが少ない場面もありましたとにかく止めて止めて止めまくる彼を見て、本当に偉大な選手がベルマーレにいると感じました。

 

2失点したもののアンドレ・バイアは凄かった。まさに世界を知る男。

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証明するために勝ってほしい

この日は湘南ベルマーレ。スプリント数123回。

ヴァンフォーレ甲府77回。

 

名古屋戦の会見でチョウ監督が言っていましたが、日本のJリーグは走らないほうが勝てると言われているというテーマについて話をしていました。

2015年7月11日(土)2nd 第1節 VS 名古屋グランパス « 湘南ベルマーレ公式サイト

 

ベルマーレは監督も社長も走るというのは当たり前のことで、一生懸命走った上で勝利に繋がるプレーをしなければいけないとおっしゃっていました。

強度の高い試合をした上で質を求めていかなければいけないということ。

日本では走らなくても勝てるのかもしれないが世界のトップでは違うということも常々おっしゃっています。

僕としてもやっぱりベルマーレのやっているサッカーはすごく魅力的でエネルギーに満ち溢れていると思っているので今大事にしていることをつらぬきながら、あらゆる部分のレベルを上げていって欲しいと思っています。

湘南とは異なる強さを持った甲府や他の色々なクラブ。いずれも劣らぬ強敵ばかりだと思います。

だからこそこういう強豪クラブを倒していって「自分たちが走ったり、強度を増せばもっと強くなれるんじゃないか?」

と相手に思わせるくらい勝ちまくって欲しいです。

そしてずっと言っている「日本のサッカーを変えたい」というのを証明していってほしいと思います。そう本気で思ってるっていうのは間違いないと思うので。

・・・それにしても本当に悔しいです・・・。あ~~悔しい!