湘南ベルマーレ0-2ガンバ大阪
負けて悔しいです。
なんだか雑多な感想集になってしまった。
あんまり良い内容じゃないです。
確かに凶悪だったガンバの攻撃
正直内容が悪いとは思わなかったです。勝てるチャンスもありました。
これで守備が崩壊してたり、みんなが戦術を理解せずに好き勝手やっているなら文句のひとつも言いたくなりますが、非常に組織的にできていたと思います。
ただ本当に見れば見るほど嫌になっちゃうなと思うこともあって・・・。
例えばこのシーンなんて航まで上がってきて8人で押し込んでいるわけですよ。
それでも点が取れないわけです。
しかも見てくださいよ。
この宇佐美とパトリックのポジション。もう完全にカウンター狙う気で守備に戻る気もなし・・・。
それでもこれが成立してしまうんですもん。
57分のシーンはプレスバックをかけても外されて、パトリックの行ってこいで打開されて
宇佐美にシュートまで持っていかれる。
この時も宇佐美とパトリックは前に残ってるんですよね。サイドでパトリックに時間作られて最終的に5人上がってこられたわけですが、最後は宇佐美の個の力で持って行かれました。
J2だとベルマーレのホームで岐阜がガチガチに守って2トップでなんとかしようとしてましたが、せいぜい上がってきても1枚が精一杯で3人くらいで攻めてたのでやられる気はしませんでした。
でもガンバだと押し上げる時間を簡単に作ってしまうんですよねえ。だからカウンターでやりきられちゃいますね。こういうところは本当に違う。
他にもきちんとブロックを作って守れてるな~~と思っているといきなりパトリックに放り込んできて無理やり押し込まれたり・・・。個の力って残酷です。
このプレスのパターンがはまらないのは本当に辛いです
それとJ1だとプレスがいなされます。
ベルマーレは1トップ2シャドーからプレスをかけてボールを奪うパターンが得意です。J2ならDFラインでボールを回しているところをサイドに追い込んで、ボールを出せる位置を限定することで奪えていたのですが、J1だとなかなか・・・。例えば下のシーン。
DFラインではなく2ボランチが密集してパス回し。
これで2人がくいつかされます。J2ならこんなことできる2ボランチいないよなあ。
食いついて空いたところのスペースにSBが走り込んで打開。
ここにWBがいればと思ったのですが、ガンバのSHが高い位置をとっていたのでCB付近に吸収されていました。よってサイドに広大なスペースができたためあっさり突破されたわけですが、そもそもJ2ならあのガンバのボランチふたりのプレーがないよなあと思ったり。
ここもちゃんとサイドに追い込んでそこで取ろうとしているので。
みんな好き勝手にやってるわけじゃないのに取れない。最終的に逆サイドに打開されてしまいました。
ただもちろんベルマーレのプレッシングにも改善しなきゃいけないところはあります。僕が気になったのはこのシーンで、
サイドに追い込んでシャドーとWBでケアするんですけど、ここで永木までいっちゃうんです。でもこの状態だったらすぐ下の画像のように大森についていれば問題なかっと思います。
大森のマークを外してしまったことで一気にピンチになりましたし、俊介(?)も余っていたので俊介がフォローに入れば人数も足りていました。
こういう細かい判断の差は埋めていかなければいけないと感じます。
大竹洋平が変えられた理由
ちょっと話が変わりますが大竹が変えられた理由です。
このシーンとか参考になるかと・・・。
実はチョウさんこのシーンで怒っていました。
浮き球をうまく処理した洋平。それはよかったです。
このあと後ろに下がってしまうのも難しい処理をしたからで仕方がない。
ただ洋平はこのあと左足アウトサイドで前にターンしようとしたんですよ。
これはダメだと思う。
ここで後ろに単純に戻せば左右のWBは空いていましたから打開できました。
洋平は高いキープ力でいい場面も作っていましたが、持ちすぎだった場面もありました。
後は前半39分とかでしょうか。このシーンも洋平が切り返して同じサイドに展開したんですけど、大介がどフリーで逆サイドを突っ走っていたのでそっちに出したほうが良かったと思います。
(ちょっと画像の容量制限上全景の写真にならなくてごめんなさい)
一方の交代で入った河児なんですがボールを簡単にはたいてムービングしながら前進するプレーを選択していました。
後半開始早々のシーン。ボールを受けに下がってサイドに流れた征也にはたきました。
そのあとは縦に入ったボールを受けたブルーノのフォローに入り前進することに成功。数は少なかったですし、ボールに触る場面も多くなかったですがプレーの選択は大竹と違いました。
洋平は高いテクニックとセンスを兼ね備えていますがこの試合に関してはそれを充分生かしていたとは言いづらいです。
まずは細かい差を埋めていこう
ハイライトの動画の1分のガンバの先制点のシーン。
遠藤からパスを受けた金(多分)が一瞬タメを作って、遠藤がより中に切れ込むための時間を作っています。
それを丹羽が競り勝って折り返し。
正直ここで競り勝てる選手がいるかどうかというのもそれは差なのですが、もっと小さなところで違いを感じました。
例えば61分のシーン。永木から航にパスが。ここで航がためて永木が中央に入る時間を作れば危険なエリアに侵入できたはずです。
実際には航がすぐに永木に戻してしまったため特に有効なプレーになりませんでした。
このシーンでも
航がカットして攻め上がってるのにブルーノが進路塞いじゃったりとか。
他にも僕が気づいてないだけでいろいろあると思うんです。
ドリブルがむっちゃ上手くなるとかものすごいシュートが打てるとかの精度はそう簡単に上がらないので、こういうちょっとしたところを気にして向上することから始めて欲しいです。
やり方を変えても今のチームならなんとかなると思う。やるかどうかは別にして
2013年のチームなら守ってカウンターしろなんて絶対に言わなかったです。
鳥栖戦でロングボールのみで自陣に釘付けにされたように、守る能力が高くありませんでしたから。
ただし今年はアンドレがいますし、ボランチにも俊介がいます。
サブにもジョンピル、坪井など守備力がある選手が多いです。
例えば
3CBを航とアンドレと坪井にして、さらにアンカーにジョンピルをおく。攻撃は2トップにして高山とブルーノにやらせるみたいな方法でもある程度出来ると思います。
ただ・・・今のまま向かっていけば選手たちがものすごく成長する気がするんですよねえ・・・。
なんかどこかで一気にチームが飛躍的に成長しそうなそんな気がしているんです。
だからもうやっぱり今のままで見てみたいなあと思ったり。
今回の内容はガンバ大阪戦を見て雑多に書いたのであんまり良くない記事ですね。
はぁ~。見れば見るほど悔しいですねえ。
細かい差があっても決してむちゃくちゃやってるわけではないだけに。
じっくり書いていたら金曜日になってしまった。
明日はマリノス戦ですね。同じ神奈川県内で近いですから、行ってチームを後押ししましょう!
こぼれ話
スタジアムから平塚駅に帰る途中にまぐろラーメン屋というものができたのを知っていますか?
まぐろラーメンってどんな感じかな?と友達と一緒に入ってみました。
店内はこんな感じ
まぐろラーメン550円をセレクトしました。
550円とお手頃価格ですが量はそれなりにある感じ。
一番驚いたのは味で、まぐろラーメンという名前とは裏腹なさわやかさ。
こってりして臭みがある感じだと思ったら全く逆でした。
僕は結構好きな味でお腹にも優しかったです。
おばちゃんが一人でやっているのですが息子さんはベルマーレが大好きなようで、この日もみんなで出かけて行ったらしいです。
雨の日でもかまわず行くらしい!!!
こういう味が好きな方って結構いらっしゃると思うので、是非一度行ってみては?
フレンドリーなおばちゃんもとてもいい人です。