僕は今でも09年のことを後悔しています。
この時僕は、公務員試験の勉強をしておりベルマーレの試合をあまり見ることはありませんでした。
この年就任した反町監督は、ベルマーレの持つ走力をベースに、ボールホルダーを追い越すという特性を加えていました。
これは見ていて非常に楽しいものでした。(見た試合自体は少なかったですが)
余談になりますが、僕が09年に初めてベルマーレの試合を見に行ったのは
「ホーム福岡戦!!七夕ユニフォームを着ている試合です!!!」
ベルマーレを愛する皆様。
お気づきですよね!???
あの試合です。
きっと僕が死神だったんだと思いますw
それはともかくとして
開幕からの快進撃。そこからの四連敗・・・。復活のアジエルと鳥栖戦のロスタイム弾。セレッソとの死闘。
小瀬決戦。
・・・そして水戸の奇跡。
十度のロスタイムゴールはまるで神様がベルマーレに昇格しろと言っていたようでした。
僕がこの年まとまった時間を取ってスタジアムに行き出したのは48節。
(ホーム仙台戦の阿部ちゃんゴールあたりは現地で見ましたが。)
48節の東京ヴェルディ戦を見た時のスタジアムの雰囲気に驚きました。
スタジアムの周りを見て回りながら、平塚競技場が、妙に華やかな雰囲気、昇格できる雰囲気に包まれていたのを今でもはっきり覚えています。
そして49節の小瀬決戦。現地に行けなかったことをいまでも後悔しています。
これからもきっと・・・一生後悔すると思います。
テレビ越しでも伝わる異様な雰囲気、両チームがすべてを出し尽くす死闘。
そしてロスタイムにゴールを決めたのは・・・ミスターベルマーレ。坂本・・・。
よくJリーグはレベルが低いから見ないという方がいますが、そんなものをはるかに超越した何かがあった試合でした。
第50節の草津戦で元ベルマーレ戦士たちに昇格を阻まれましたね。
よく覚えています。アジエルがPKを外したのってあの一度だけだったんじゃないでしょうか?
そして第51節。
小瀬決戦で勝利したのだから、甲府の昇格はない、ベルマーレが昇格するはずだと、そう確信して水戸まで行きました。
そして早々の二失点。頭が真っ白になりました。長い長いJ2を戦った結末がこれなのか・・・。
長い間待って、苦しんで、やっとつかんだチャンスの結末なのか。
やっぱりベルマーレはJ1に昇格できないクラブなのか。
そんなことが頭をよぎりました。
ですけどベルマーレの戦士たちは逆転してくれました。
あの年何度も見た奇跡を水戸でも起こしてくれました。
昇格の笛が鳴った瞬間、僕は人目をはばからず号泣しました。
「やっとベルマーレが人に自慢できるチームになる」
そう心の中で思ったのを今でもはっきり覚えています。
スタンドに駆け寄ってきた臼井幸平と抱き合いながら喜んだのを今でも覚えています。
この年のすべてを語れないのは僕がベルマーレを応援するうえで本当に悔しいことです。
なにしろすべてを見ていないのに、この年がベルマーレ史で一番面白かったといえるんですから。
とにかくチームはJ1に昇格しました。
アグレッシブで面白いサッカー。圧倒的な勝負強さ。
クラブもサポーターも希望にあふれていました。
でもそれは・・・さらなる悪夢の始まりでした。2009年 12月5日 ケーズデンキスタジアム水戸
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