【選手】
背番号 | ポジション | 氏名 | フリガナ | 生年月日 | 年齢 | 前所属 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆1 | GK | 秋元 陽太 | アキモト ヨウタ | 1987/7/11 | 29 | FC東京 |
2 | MF | 菊地 俊介 | キクチ シュンスケ | 1991/10/4 | 25 | 日本体育大学 |
3 | DF | 岡﨑 亮平 | オカザキ リョウヘイ | 1992/4/25 | 24 | ロアッソ熊本 |
4 | DF | アンドレ バイア | ANDRE BAHIA | 1983/11/24 | 33 | ボタフォゴ(ブラジル) |
★5 | MF | 秋野 央樹 | アキノ ヒロキ | 1994/10/8 | 22 | 柏レイソル |
6 | MF | 石川 俊輝 | イシカワ トシキ | 1991/7/10 | 25 | 東洋大 |
7 | MF | 神谷 優太 | カミヤ ユウタ | 1997/4/24 | 19 | 青森山田高 |
★8 | MF | 山田 直輝 | ヤマダ ナオキ | 1990/7/4 | 26 | 浦和レッズ |
9 | FW | ジネイ | DINEI | 1983/11/11 | 33 | 鹿島アントラーズ |
★10 | MF | シキーニョ | CHIQUINHO | 1989/7/27 | 27 | フラメンゴ(ブラジル) |
11 | FW | 藤田 祥史 | フジタ ヨシヒト | 1983/4/13 | 33 | 横浜F・マリノス |
12 | - | サポーターナンバー | ||||
13 | MF | 山根 視来 | ヤマネ ミキ | 1993/12/22 | 23 | 桐蔭横浜大学 |
14 | MF | 藤田 征也 | フジタ セイヤ | 1987/6/2 | 29 | アルビレックス新潟 |
☆15 | FW | 野田 隆之介 | ノダ リュウノスケ | 1988/9/28 | 28 | 名古屋グランパス |
16 | MF | 齊藤 未月 | サイトウ ミツキ | 1999/1/10 | 18 | 湘南ベルマーレユース |
17 | FW | 端戸 仁 | ハナト ジン | 1990/5/31 | 26 | 横浜F・マリノス |
18 | MF | 武田 英二郎 | タケダ エイジロウ | 1988/7/11 | 28 | アビスパ福岡 |
☆19 | FW | 表原 玄太 | オモテハラ ゲンタ | 1996/2/28 | 20 | 愛媛FC |
20 | DF | 坪井 慶介 | ツボイ ケイスケ | 1979/9/16 | 37 | 浦和レッズ |
21 | GK | 伊藤 剛 | イトウ ゴウ | 1994/3/23 | 22 | NKズビエズダ(ボスニア・ヘルツェゴビナ) |
22 | MF | 下田 北斗 | シモダ ホクト | 1991/11/7 | 25 | ヴァンフォーレ甲府 |
23 | FW | 高山 薫 | タカヤマ カオル | 1988/7/8 | 28 | 柏レイソル |
24 | MF | 奈良輪 雄太 | ナラワ ユウタ | 1987/8/29 | 29 | 横浜F・マリノス |
25 | GK | タンドウ ベラピ | TANDO VELAPHI | 1987/4/17 | 29 | メルボルン・シティFC(オーストラリア) |
□26 | FW | 宮市 剛 | ミヤイチ ツヨシ | 1995/6/1 | 21 | ガイナーレ鳥取 |
□27 | MF | 安東 輝 | アンドウ アキラ | 1995/6/28 | 21 | ツエーゲン金沢 |
■28 | DF | 石原 広教 | イシハラ ヒロカズ | 1999/2/26 | 17 | 湘南ベルマーレユース |
☆29 | DF | 杉岡 大暉 | スギオカ ダイキ | 1998/9/8 | 18 | 市立船橋高 |
30 | DF | 島村 毅 | シマムラ ツヨシ | 1985/8/10 | 31 | 徳島ヴォルティス |
☆31 | GK | 後藤 雅明 | ゴトウ マサアキ | 1994/5/24 | 22 | 早稲田大 |
★36 | DF | 岡本 拓也 | オカモト タクヤ | 1992/6/18 | 24 | 浦和レッズ |
37 | DF | パク テファン | PARK TAE HWAN | 1997/7/29 | 19 | 韓国外国語大 |
湘南ベルマーレの背番号が発表されました。
というわけで早速今年の陣容を分析してみましょう。
まずはポジション別。
フォワード
1トップ2シャドーの布陣を敷くベルマーレにとって1トップをつとめられるジネイの残留は大きい。的確なポストワークと動き出しの質。ターゲットにもなれる技巧派のセンターフォワードだ。
また同じくセンターフォワードができる藤田祥史を残しているのは強化部はよくわかっていると思う。
昨年までは編成や怪我の関係で本来シャドーの大槻周平(ヴィッセル神戸)がセンターフォワードをつとめていた。
端戸や野田もセンターはできるだろうが真ん中は本職に任せて彼らをシャドーに据えたほうが絶対にいい。
またシャドーは山田直輝、端戸仁、野田隆之介など数年前に比べて格段に技巧派が揃った陣容になっている。
ただチームとは色々なタイプの選手を組み合わせる必要がある。
なのでプレスバックの量や質も考えると高山薫に頑張ってもらわないといけないと思う。
また前線は正直怪我に不安を抱える選手が多いのでその点でも高山に頑張ってもらわなければ困る。ただ高山、表原、シキーニョあたりはWBかシャドーかチーム状態で起用される場所が変わってきそうな気がする。
ミッドフィルダー
まずボランチから。
ボランチに限らず後ろの方は秋野央樹の加入が大きい。彼が噂通りの選手なら守備的なボランチ、左のCBなど層の薄いポジションを一気にカバーできる理想的な補強になっているはず。
去年は菊地俊介の離脱で守備的な役割をこなせるボランチがいなくなり大ダメージを受けた。齊藤未月、下田北斗、武田英二郎、神谷優太、安東輝などいい選手はいるのだが編成的に攻撃に寄っているので秋野の補強が本当に大きくなっている。
(秋野がダメで俊介が怪我したりすると安東の出番かも知れない)
また石川俊輝の残留は密かに大きい。
昨年は永木、そして怪我の菊地俊介とレギュラーボランチがまとめて使えない形になったので今年はレギュラーボランチの石川を残せたのは大きな意味を持ってくるはずだ。
WBはシキーニョ、高山薫、表原玄太、山根視来、藤田征也、奈良輪雄太あたりがいる。
ただし左サイドを担っていた菊池大介(浦和レッズ)と三竿雄斗(鹿島アントラーズ)が移籍してしまったので組み合わせも含めて見直しが必要。
チョウ・キジェ監督がどのような組み合わせでどのような攻撃と守備を組み立ててくるのか。ここの変化がチームの成績にも大きく影響すると思う。
キーマンは10番シキーニョか。能力はあると思うがプレー集を見る限り周りを使って状況を打開する選手なので菊池大介とはタイプが違う。
彼の使い方がチームに大きな影響を及ぼす予感がする。
センターバック
アンドレ・バイアの残留が本当に大きい。
プレーの安定感は群を抜いていて怪我もあまりしない。年齢的なことを差し引けばJ1上位クラブから引き合いがあってもおかしくなかった。
右CBは岡本拓也がレンタル延長。出れば必ずいい仕事をしてくれる坪井慶介も残った。島村毅も含めてここらへんの選手を地味に残しているのは素晴らしいと思う。
ただいい加減岡崎亮平に出てきてくれないと困る。
湘南はなかなかサイズとパワーのあるDFに巡り会えていない。小さなクラブゆえ仕方ない側面もある。しかしだからこそ無限のポテンシャルをもつ岡崎になんとかひとり立ちして欲しい。はっきり言って岡崎が頑張ってくれれば編成はむちゃくちゃ楽になる。
遠藤航を超えるのは岡崎しかいない。頑張れ。
さて一方の左のCB。ここがもっともよくわからない。左のWBとの兼ね合いや今年も左から攻撃を組み立てて行くのかも現時点では不透明だからだ。
左は島村毅。石原広教。三竿のような使われ方をするならシキーニョまでありえるかも。だからこそ左CBもボランチもできそうな秋野が来てくれたのが本当に大きいのだが。ただ編成的に見ると高卒ルーキーの 杉岡大暉にものすごく期待している気がする。
もしも左が杉岡。真ん中がバイア。右が岡崎でいけるならものすごい力を持ったDFラインになると思う。
ゴールキーパー
一年通して安定しなかったゴールキーパーに秋元陽太を補強。
2年間ベルマーレのゴールキーパーをつとめた秋元を戻せたのは今年だけでなく数年単位で見ても大きい。
キーパーが安定していないチームが昇格を目指すのは極めて難しいからだ。
ただ梶川をレンタルで出してしまったので秋元が怪我した場合、タンドウ・ベラピにものすごく頑張ってもらわないといけない。技術的に変なキーパーではないのでキック力と巻いてくるボールの対応を頑張って欲しい。
ただし何度も言うが秋元を戻せたのは本当に大きい。このポジションは明確にプラス収支だ。
3-4-3と4-4-2の可能性
3-4-3前提で話を進めてきたが天皇杯でやっていた4-4-2も考慮に入れた編成になっているように見える。
もし本気で4-4-2で石川をCBで使うなら石川と俊介に神谷あたりも使えるし考慮に入れている気がする。
その場合SBで奈良輪の出番が増えそうな気がする。
総評
ゴールキーパー秋元陽太。
中央のセンターバックにアンドレ・バイア。
ダブルボランチに菊地俊介と石川俊輝。
1トップにジネイ。
今年はセンターラインをなにがなんでも守りきった印象でこれは非常に大きい。
ただアンドレ・バイアと秋元陽太あたりは長期離脱するとダメージがでかい。
怪我しないで・・・。
少し気になるのはドリブルで局面を打開できるタイプの選手が減っているように感じること。独力での突破力とでもいうのか。技巧派が増えている分がむしゃらにがんばってくれる選手も減った気がする。
数年前に比べてむしろ高山が異彩を放つ選手になっている気がする。
なにを言いたいかというと高山頑張れ。