レノファ山口の大量移籍の際に思ったことをいろいろツイートした。
ベルマーレのことも書いた。
ただ複数ツイートに分かれているため1つ1つが切り離されてしまい全体的な文脈が伝わらないのでここにまとめようと思う。
またとても参考になるよいブログがあったのでそれも紹介する。
ツイートまとめ
レノファ山口がえげつないほど選手をぶっこぬかれているけどここにいまのJリーグの問題点があると思ってる
— SR (@sr2460) 2016年12月14日
ベルマーレはパスサッカーこそ志向していないが魅力的なサッカーをしてしまったばかりに昨年の惨劇が起こった。
貧乏なクラブが魅力的なサッカーをすると不相応とばかりに罰が下される。
貧乏なクラブがそのカテゴリで生き残るなら分不相応なことをしてはならない
— SR (@sr2460) 2016年12月14日
下手にいいサッカーをして躍進すると翌年惨劇が起きる
本来は選手を売れば移籍金が入る。だから選手を引き抜かれてもその金を有効に使えばクラブは成長できる。
しかし移籍金ビジネスは国内では成り立っていない
貧しいクラブは選手を成長させ、その移籍金でクラブを成長させる。上位のクラブは魅力的な選手を揃えクラブとともにリーグの魅力を高める。このサイクルが大原則
— SR (@sr2460) 2016年12月14日
しかし貧しいクラブには魅力的なサッカーをするメリットはない。
選手を成長させるメリットがない。これでは日本サッカーは成長しない
これから第二第三のレノファ山口が湘南ベルマーレが必ず出てくる
— SR (@sr2460) 2016年12月14日
あれだけ引き抜かれて移籍金が入らなければクラブが成長できるわけがない
日本最高峰のJ1に残り続けているアルビレックスやブァンフォーレですら収入はほぼ横ばい
観客動員に関しては減少
日本では貧しいクラブは貧しいままなのだ
俺は分不相応な魅力的なサッカーをして選手を引き抜かれたことを罰と表現したことがあるが今でもそれは間違っていないと思っている。なにか勘違いをして噛み付いてきた奴がいたが日本サッカーの現状がそうなのだ。
— SR (@sr2460) 2016年12月14日
今みたいな話を踏まえて移籍金の問題とか大いに考えてみるといいと思うよ。
— SR (@sr2460) 2016年12月14日
貧乏なクラブは成長できない構造になってるから。
俺ですらベルマーレに対してメリットないから若手の育成放棄した方がいいと思ってるもん。
もちろん本気で思ってないけどね。でも理屈としてはやるメリットがない。
でも俺はベルマーレに魅力的なサッカーを目指し続けて欲しいと思ってるしどんどん選手を成長させて欲しいと思ってるけどね。だからレノファも今の魅力的なサッカーを貫いて欲しい。
— SR (@sr2460) 2016年12月14日
貫き続けて、魅力的な選手を育て続けて、いつか今の理不尽なシステムを変えて欲しい。
全文。
特に補足することはないのだが良いブログがあったので紹介しておく。
引用
大物選手がごっそり引き抜かれ、大した移籍金も手に出来ず、一部のサポーターからは「育成にコストかけても意味がないんじゃ」との声も聞かれる。
しかし、長いスパンで考えると、実はベルマーレの未来は決して暗いままではない。J2降格で結果が伴わない今だからこそ、積み重ねを放棄せず、「商品」「エンターテイメント」としてのスペクタルな試合を徹底的に継続すべきなのだ。せっかく手にした湘南スタイルを放棄することは、クラブとしてのブランドイメージを放棄することを意味する。今年はJ2降格となったものの、こういうときこそ5年スパンで物事を捉えたい。
育成やエンターテイメントを意識したクラブ運営は現在のJリーグでは効率が悪い側面がある。
しかし一方で、育成やエンターテイメントの放棄が正解であるとはとても思えない。自分にはむしろ湘南ベルマーレがそこに真っ向勝負を仕掛けているように見える。
この路線で成功すればJリーグの中に今までなかった新しい成長モデルが生まれるかもしれない。
今年もまた多くの選手の入れ替えがありそうだが引き続き湘南ベルマーレというクラブがどのような道を歩んでいくか?
それは日本サッカー界に一石を投じるのか。
引き続き見守っていきたいと思っている。