前回のジュビロ戦はあんまりにも時間がなくてブログを書く事は出来ませんでした。
ただその試合は序盤こそ間延びしていたもののビビってしまって全然チャレンジしなかった試合とは違いチャレンジして失敗してももう一回取り返しに行くみたいな原点を思い出させてくれる試合になりました。
真っ向勝負ゆえの
この日はジュビロ戦で見られた序盤の間延びもなく前線がプレスをかけると勇気をもってラインを上げていきました。
あれだけひどい福岡戦を見たあとだとチームはまるで生き物のように見えきちんとした意思統一が図られていました。
こういう試合は面白い。
この日は大倉前社長の「試合を商品」として考えるという言葉を借りるならきちんと「商品」になっていました。
しかし真っ向勝負で立ち向かうゆえに明白にさらされる質的な部分での不足。
ここがどうしてもこじ開けられないんですよね。
明確にここが足りないって分かるとこまで行くこと自体がかなり大変なことなんですけどなにしろここに高い壁がある。
これは2013年に何度も直面して2015年についにぶち破った壁。
しかし真っ向勝負ゆえに露呈される力不足がまた今年どうしても乗り越えられない。
じゃあどうするか?
相手に合わせて変化もするしプランも変える。それは試合を見ていればよくわかる。
だけど根本的な部分では選手の成長とそこからくるチーム力と完成度の向上で乗り越えようとするのが湘南の生きる道なのでしょう。
この真っ向勝負をこれからも楽しんでいくためにはどうしてもう一段階上の資金力がいると思ってみたり。
・・・
真っ向勝負ゆえに露呈される力不足。
それをどう乗り越えているか?
問われているのはクラブコンセプトなのかもしれませんね。
サポーターの中に最後まであきらめないという言葉があるけど、会長は今年が終わってもずっと諦めないでしょう。
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諦めないのは真っ向勝負ゆえに露呈される力不足。
それを乗り越えた先に広がるはずの未来を今度こそ必ず獲得するということ。
それがベルマーレというクラブを諦めないということだと思っています。