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グランパスの問題は小倉監督を解任したくらいで済むような話じゃないだろ

小倉隆史GM兼監督 休養のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト

 

混迷を極めた名古屋グランパス。解任はないと言われていた小倉監督ですが、休養という形での実質的な退任が決定。

後任に現コーチのジュロブスキー氏が着くことになりました。

低迷するグランパス。これで一応の決着が着いたということになるのでしょうがこのクラブの問題を監督を解任したくらいで済ませていいんでしょうか?

 

問題の本質はフロントの勢力争いに有り

グランパスのことを調べていくうちに中日スポーツのある記事を見かけました。

下のリンクより。

worldfn.net

 

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引用させていただきます

そんな状態になってまで、なぜクラブは小倉体制にこだわり続けたのか。

一つ言えるのは、親会社のトヨタ自動車から出向するクラブ幹部らが、自らの体面を

保つことを優先したためだろう。

 

~(中略)~

 

監督を解任すれば、早期の計画失敗を意味する。

体制発足時からクラブ内で「強化の素人」とやゆされてきた出向幹部や現体制を描いたチーム統括部に責任の矛先が向かうのは必至。

彼らが将来にわたって主導権を握るためにも「小倉グランパス」の継続が必要だった。

 

 

 

あくまでこの記事に真実が書かれているという前提で話を進めさせていただきますが

 

・・・ひどい。

 

 

小倉グランパス自体がいままで「素人」とやゆされてきたトヨタの出向幹部らが失地回復のために描いた体制だった。

よって成績が悪くなってもサッカーの内容に向上が見られなくても解任するわけにはいかない。

なぜならこの人事は「グランパスをより良くするための人事」ではなく「トヨタ出向幹部らがクラブ内で存在感を示すため」のものだったから。

三年以内に優勝できる体制を整えるとトヨタに伝えていたこと。出向幹部やチーム統括部がトヨタの顔をうかがいながら体制維持を模索とあることから、彼らの目線はすでにチームでは無くトヨタに向いていた。

もしかしたら本社に戻ったあとの出世や役職にも影響があったのかもしれませんね。

さすがにそこまではわかりませんが。

 

つまり「グランパスのため」ではなく「自分たちのため」に人事を行ったため今回の事態を招いた。

サッカーのお話ですらない。

ただの会社内の派閥争い。(という言い方が正確かはわかりませんが)それにグランパスが利用されたんですね。

 

小倉監督を解任して終わりでいいのか?

さて僕が言いたいことはここから。今回の騒動小倉監督が責任をとっただけで済ませていいような問題なのでしょうか?

結局チームではなく自分のためにグランパスを利用した人間は責任を取らずにいまもチームにとどまっているわけです。

はっきり言えば今回の問題に関しては小倉監督より今回の人事を主導した人間の責任の方がはるかに重い。

それなのに小倉監督を解任してそれで終わりじゃあまりにもひどい話だと思いますし筋が通っていないと思います。

 

数日前モンテディオ山形の記事を書いた時に、「短期の成績で経営者を解任してはならない」という旨を書きましたが今回の場合は全然別でしょう。

sr2460.hatenablog.com

 

 

クラブをよくするという命題が第一位にこないフロントは下手するともういちど同じことを繰り返すと思いますよ。

 

降格しようが残留しようが責任を取るべき

仮にグランパスがここから奇跡の残留を果たしたとしましょう。

それでもフロントは責任をとれるか?これがクラブにとってなにより大事なことだと思います。

日本のJリーグは親会社のあるクラブとそれ以外のクラブで明確に格差があります。J1の順位表を一年ずつ見ていくと気持ち悪いくらい親会社のあるクラブが上位でそれ以外が下位。だから普通にやっていれば親会社のあるクラブは絶対降格しないんですよ。

にも関わらず降格するクラブがある。そういうクラブはフロントがむちゃくちゃにするんです。

だから降格しようが残留しようがフロントに手を入れないといつか必ず取り返しのつかない事態を招くんです。

 ・・・

小倉監督の解任でひとまず責任を示したグランパス。

しかし本当に注目しなければいけないのは「その後」の措置だと思っています。