ものすごく久しぶりに先発出場したタンドウ・ベラピさん。
ツイッターで色々書かれてたりもしてたのでこれは多分こうだなあとか思うことをまとめてみようとおもいます。
とりあえず村山とはだいぶ違うタイプだと思う。
タンドウ・ベラピ選手について
・ベラピが当たってる
・ボールが吸い寄せられている
これは多分ハイライト50秒とか。1分15秒のことだと思う。
これはある意味ベラピに失礼。ベラピがポジションをちゃんととっているから真正面にいくだけです。
最初のポジションがここ
ボールがサイドに流れるとポジションを取り直す
相手がニアに突っ込んできたのでさらにニアに少しだけ動く。
正しいポジションよりニア側にポジションとってるように見えるんだけど、この状態からファーにゴール決めるって確かに難しいので悪くない選択のように見える。
次のシーン
角度がなく距離があるため直接シュートよりクロスを警戒。
よってニアは空け気味。中央にポジショニング。
次のクロス
角度はともかく距離が近くシュートの可能性がある。先程は右足だったが今度は左足で巻いてくるシュートの可能性があるということ。よってニアを閉めてシュート警戒。
この時点ですでに何度もポジションを修正していて好感。
クロスがあがったらボールに合わせながらポジション移動。
移動するときのスピードが遅そうに見えるんだけど意外とそんなことないように感じた。もう少し見てみたい。
なんというかあんまり派手に動かないからそう見えるみたいな感覚。
キャッチ
これだけ細かくポジション修正しているのに当たってるで片付けられるのはいささかかわいそうな気がする。
吸い寄せられてるという感覚はすごくわかるw
でも偶然吸い寄せられてるんじゃないよと。
こんな感想を見た気がする。
・村山の方が練習でよく動けているように見える
これはすごく分かる。
村山とベラピだと村山の方が身体能力が高く村山の方がダイナミックに動く。
練習で見ると村山の方が存在感があって動きがキレているように見えるはず。
個人的に西川、川島論争。中村、櫛引論争に似たものを感じる。
多分この二人も練習なら川島、櫛引がよく見えるはず。
ただし試合の中で正確な動きや判断ができるかは別問題。そこを見極めるのは重要。
なんかこっそり動いていくのがベラピ
後ろから見ると分かるけど少ない動きでポジションを修正してプレジャンプはせず余裕のある状態を維持してセービングしてる。
— SR (@sr2460) 2016年8月20日
ヘラピがどういうキーパーか分かるけど1シーンだと思う#bellmare pic.twitter.com/2tH9fBX3iX
・ベラピはオールドスタイルのキーパー
正しいと思う。守備範囲なら村山が上。ベラピはそんなに前に出ない。というかキックや足元が上手くないので前に出ないのかもしれない。
ただし判断自体は割と正確。だから前に出てただ蹴っ飛ばすだけなら結構安心だと思う。
ただ何度も言ってるけどキックはうまくない。
村山はアウトにかけてゴールキックミスるけど弾道自体は綺麗でパワーもある。
たまにすごいスローイングで一気にチャンスを作るしね。
あと失点シーンで最後まで目を切らさなかったのはベラピだけ。
とても好印象。(前回のブログでも言ったな)
・なぜ村山をずっと使ってたのか?
トップパフォーマンスは村山が上だから。村山は身体能力も高く。守備範囲も広い。
それに試合を重ねるごとにパフォーマンスがよくなっていた。
(なぜか夏に入って変になった)
こういう比較が正しいかわからないけど
村山 能力値 100~50 (調子によって変動)
ベラピ 能力値 80~70 (調子によって変動)
みたいなイメージ。調子というより苦手なパターンで攻撃されると一気に50まで落ちるのかもしれない。要検証。
昔ここでベラピのプレーをまとめました。
クロスの時に判断してポジションを取り直すのが素早いと思う。
多分ここで判断してる。
・・・
ここですでにゴールライン際にポジションを移してる。出たあと戻る。出れないから戻る。すぐもどる。ゴールライン際に素早く戻って時間の貯金(エスペランサのコーチの方がこういう表現をしてた。引用させていただきます。)を作る。
そういうのがよく訓練されているように見える。
ただし今年のナビスコ鹿島戦。動画1分10秒で盛大にやらかしているのでもう少しみたい。
ベラピはさすがにオーストラリア代表まで行っただけあって変な動きが少ないと思う。
スケールが大きい印象はないけど教科書に載っていることをきちんとできるイメージなので子どもに見せるといいかもしれない。勉強になりそう。
プレジャンプとかもほとんどしない。
この間の鹿島戦のパフォーマンスなら次もベラピだと思う。
村山はずっと良くなってきていたのに夏に入って急に変になった気がする。
実際それまでは良かったし成長が見えていた。