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なでしこジャパンの敗退と物事の本当の価値

2016年サッカー

なでしこジャパンが敗退して少ししてから書こうと思っていたこのブログ。

ようやく公開となりました。

 

「勝たないと頑張っていると思われないので」

なでしこジャパンが敗退した瞬間。待っていたのは嘘か本当かもわからないゴシップ記事の嵐。引用するのも嫌になるくらいでした。

そして宮間選手が発したと言われる発言。

「試合に勝たないと、頑張っていると思われないので」

本当にこれは悲しい。心の底から悲しいと思いました。

 

負けることもあれば勝つこともある。それは当たり前のことだ

僕は普段からJリーグを見ています。

身近で見ているからわかるんです。選手たちは頑張っている。見方によって違うかもしれませんし程度の差はあるかもしれませんが選手たちは頑張っているんです。

でも負けることがある。それは当たり前なんです。自分たちのチームの選手が頑張っているように相手チームの選手も努力しているからです。

それで普段からリーグ戦を見る。自分の国のスポーツに興味を持っているとわかってしまうんですよ。敵クラブが発信する情報、ときにはほかのクラブのサポーターの方からも色々な情報が入ってくるから。

なにより。去年まで自分のチームにいた選手が敵チームにいる。

そういうことが当たり前にあるんです。

いままで自分のクラブで一生懸命頑張ってきた。

その選手が敵になる。そして僕たちは誰より近くで彼らの頑張りを見ていたわけです。だからわかってしまうんです。

自分たちと同様に相手も頑張っている。だから負けることもあれば勝つこともある。それは当たり前のことだ。

だけどこれが代表戦しかみないからなのか?メディアに原因があるのか?わかりませんがそういう視点がないような気がしてならないのです。相手選手をプログラムされたコンピューターかなにかと思っているのでしょうか。だったらそれは違う。

相手も一生懸命頑張っているのだ。

・・・

「勝たないと頑張っていると思われないので。」これを選手に言わせてしまう。

未熟なスポーツ文化。

僕は心の底から悲しいと思いました。

 

 

物事の本当の価値

じゃあ勝利以外の価値って何?

これに関して僕は心に残っている言葉があります。

【ボイス:2016年1月15日】2016新体制発表記者会見 « 湘南ベルマーレ公式サイト

 

監督 曺貴裁 ご挨拶

物事の価値って、たくさんあるようで、実はあんまりないと思っています。というのは、結果的に1位になった、結果的に30位になった、結果的に60位になったっていうのは、それぞれのチームがお互いにコンセプトを出し合ってどんなに良い戦いをしても1番から30番、30番から60番が決まるのがこの世界だと思っています。
優勝したからといって、全部が良かったわけじゃない。逆に30位になったからといって全部が悪かったわけじゃないと思います。


但し、価値というのは僕たち現場と会社とそれからここにいる選手たちと、もしかしたら皆さんとサポーターの方々が、一生懸命ワンシーズンしっかりやった、一生懸命自分たちの目標に向かって戦い抜いたということが、手前味噌じゃなくいろんな所に広がるのが、僕は価値だと思っています。

 

~(中略)~


我々のチームにいた選手が移籍をし、またその先で活躍してくれることを心の底から期待しています。また、我々のチームに来てもらった選手が違った可能性を見出し、また彼らが羽ばたいてくれることに手助けしようと思ってます。それはどちらの選手が頑張ればいい、どちらの選手が頑張らなくていい、そういう、なんていうのかな、さもしい気持ちではこのサッカー界は絶対に良くならないと思います。だからチームメイト、相手の監督、選手、サッカーに関わる人、全てをリスペクトして、我々は正々堂々とその価値を最後まで追い求めてやっていきたいと思いますんで、ぜひ今年も応援のほどよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

 

 

勝負事だから勝つことも負けることもある。だけど物事の本当の価値は一生懸命自分たちの目標に向かって戦い抜いたこと、頑張ったことが、いろんな所に広がること。

 

僕も本当にそう思います。

もう二度と選手に

「試合に勝たないと、頑張っていると思われないので」

こんなことを言わせてはいけない。

物事の本当の価値とはなにか。今一度考え。彼女たちの頑張りを認めてあげて欲しい。僕は心から思っております。