つまらない試合だとも思わなかったしよく走っていたとも思います。
なにがやりたいかもよくわかる。だからこういう試合にブーイングはしたくないんです。ただやっぱりちょっと言いたいことがある。
今回は少し厳しく書きます。
嫌な方は読まないで戻ったほうがいいかも・・・と思っています。
守備の人間としてやってはいけないミス
僕はFWだから点を取らなければいけないとかそういう考え方が大嫌いです。
それはFWは点を取ることだけが仕事ではないと思っているからです。世の中には得点という数字に現れなくても、やらなければいけないタスクをこなしてチームの勝利に貢献する選手が存在します。それは点を取らなければいけないと言われるFWというポジションにも間違いなく存在すると思っています。僕がゴールキーパーという特殊なポジションを経験したことから来るサッカー観なのかもしれませんが、得点をとれなくてもそこに動く、走る、潰れる、などのプレーでチームの勝利に貢献するFWは存在する。
ですのでFWだから点を取らなければいけないという安易な考え方が大嫌いです。
そういう視点で考えた時に神戸戦はやらなければならない守備のタスクを前の選手は非常によくやってくれていたと思います。
(本来サッカーを前と後ろに分ける考え方自体が好きではないのですが。これは僕の力不足からこういう表現になっていると思います。)
それで前の選手が懸命に必要なタスクをこなしてくれる。
そういう試合が出来た時にやっぱり守備の人間はああいうプレーをしてはいけない。それは1失点目の村山が・・・というだけじゃなくてヘディングの時の対応だったり後ろでボールを持った時の判断だったり。それはたまたま失点にならなかっただけでやっぱりあれをやってはいけないと思いました。
チームのために必要なタスクを懸命にこなす。そのチームメイトに報いるようなプレーをしてあげなければならない。
そういう意味でこの試合は絶対にやってはいけないことをやった試合だと思っています。監督がおっしゃっている抑えるべきポイントはできているのにもったいない負け方。というのは非常によくわかりました。確かにそういう試合でした。
ただ冒頭にも話したんですがつまらない試合だとも思わなかったしよく走っていたと思います。なにがやりたいかもよくわかる。だからこういう試合にブーイングはしたくないんです。ただやっぱりこれはやってはいけないよと言いたいです。
もう一度やらなければならないプレー、やってはいけないプレーを整理して次に臨んでほしいです。
僕はいまのサッカーを変えるべきだとも思ってないです。ただチームとしてボールを奪うという時にサボったとかではなくてこれをやったらその努力が無駄になってしまうというプレーはやっぱりやってはいけないのでもう一度そこを整理して次に臨んでほしいと思っています。
こういうもったいない試合をなくすために。努力が報われるように。もう一回。
辛いと思いますが前を向いてやってほしいと思っています。