実はプレビューというものをほぼやったことがないこのブログ。
去年の山形戦以来かも・・・。ちょっとだけやりますよ~。
ミキッチミキッチ!!とにかくミキッチに気をつけろ
4-1-5という特殊なシステムでビルドアップをしてくるサンフレッチェ広島。
ほかにこれをやってくるのは浦和くらいでしょうか。(去年のベルマーレホームで神戸もやってた気がするけど)
一方のベルマーレは3-4-2-1。普通にベルマーレを攻略するなら3バックの外側を攻めるというのはわりと定石となります。
そしてサンフレッチェ広島は5トップ。湘南ベルマーレは3バック。
ここでFW5-CB3。二枚のギャップが生まれているのです。
そしてそこを必ず付いてくるのがミキッチ。サイドラインギリギリにはりだして常にフィードが来るのをうかがっています。
2015年広島戦の映像
つまりこの試合の1失点目のようなパターンをどうにかする。これがベルマーレが勝つために必要なミッションとなります。
思い出したい2015年ホーム広島戦
ここで思い出したいのが2015年のホーム広島戦。
2015 J1第14節 湘南ベルマーレ対サンフレッチェ広島 大丈夫!もうJ1だって怖くない。
この試合もミキッチが散々サイドのスペースを狙っていました。
そして大介がミキッチにサイドを突破されるといういつものパターンが続いていました。
以下抜粋
誰がドウグラスを見るのかはっきりしないため菊池大介がミキッチとドウグラスを見るような形になり、その結果マークが中途半端になったミキッチにサイドを再三攻められていました。
2013年は高山がこのWBの位置を担当しており、90分間このパターンでやられ続けていました。
しかしベルマーレはちゃんと成長していました。
ドウグラスが下がり気味の時は大介は不用意についていかず状況によって石川がケアするように、下がってきたら三竿に受け渡します。
中途半端な位置にいるときはある程度ゾーンのような形で守りながらみんなでバランスをとっていました。
大介も状況を見ながら細かくポジションチェンジ。
さらに大介が前に上がった時には大竹や高山がミキッチのマークにつくことで徹底的に相手の右サイドを潰していました。(写真撮り忘れた)
この試合は負け続けていたサンフレッチェ広島から勝ち点をもぎ取った試合でした。
実際に試合中に守備を上手く立て直し、互角の戦いに持ち込んでいます。
サイドをケアしつつ青山に仕事をさせるな
また、この試合ではボールをサイドに展開する青山が徹底的に潰されていました。
3トップのプレスバックとボランチとのプレッシャーでボールを奪いカウンターにつなげていた記憶もあります。
サイドの守備+青山を潰すことで広島と互角の勝負に持ち込んだのです。
実際得点を決めきることはできませんでしたが勝利の可能性を見いだせたこの試合。
この試合のように守備を構築し、かつカウンターにつなげることが出来れば念願の広島戦での勝ち点3も見えてくると思います。
奈良輪雄太に出番があるか
実はベルマーレにはミキッチ潰しの実績がある選手が存在します。
それは横浜・F・マリノスからやってきた奈良輪雄太選手。
優勝争いをしていた2013年にミキッチをシャットアウトした実績があるとのことです。
(実勢見れてはいないんですが彼のミキッチ潰しはかなり知られている)
まだここまで出番がありませんが、もしも試合に出ることがあればいい働きをしてくれるはず。
とにかく広島は鬼門中の鬼門。逆にここで今季初勝利を収めれば勢いに乗れるはず。
勝とう!!勝とう!!!勝とうぜ!!!