梶川諒太選手 V・ファーレン長崎へ完全移籍のお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト
梶川諒太選手がV・ファーレン長崎へ完全移籍することになりました。
2013年に獲得したファンタジスタ。テクニックのある素晴らしい選手でした。
素晴らしいプレーとスポンサー様との縁を作ってくれた2013年
2013年のJ1。豊富な運動量と高いテクニックで出場機会を掴んだ梶川選手。
しかしベルマーレ自体は胸のスポンサーが決まらず苦しんでいました。
ここ空いてますよ!湘南 春日流ゴールパフォでスポンサー獲得だ ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
湘南のゴールが決まり、歓喜の選手が集まる。そして次の瞬間、皆で何も書かれていないユニホームの胸の部分を指さす。「ベルマーレのここ、空いてますよ」。人気お笑いコンビ「オードリー」の春日がはやらせた往年のギャグをほうふつさせるゴールパフォーマンス。選手たちがまさに体を張ってスポンサー募集をアピールする。
そこで考えられた上記の作戦。これを第2節のサガン鳥栖戦で披露したのが梶川諒太でした。
ゴール後にしっかりやっていますね。
そしてこの作戦は功を奏し
ココ、1億円で埋まりました〜!湘南 胸スポンサーが決定 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
そのシーンを偶然テレビで見ていたのがトライテラス社の坂本社長。興味を抱き始めたところに、湘南の真壁社長が営業をかけ、とんとん拍子でスポンサードが決まった。
「梶川のゴールパフォーマンスはかなり大きかった」
トライテラス様と運命的な出会いを果たすことになりました。
梶川があの時あそこでゴールを決めてくれたから・・・そんな風に考えるととても感慨深いものがあります。
またプレー面でも高いテクニックと豊富なアイデアを活かしシャドーやボランチとして活躍。クラブは降格してしまったものの来年以降のさらなる活躍を期待したサポーターは多かったと思います。
不本意だったであろう2014年
しかしそんな彼のキャリアが暗転したのが2014年の開幕戦。
スタメンに名を連ねた彼でしたが開幕戦で退場処分に。チームは勝利したもののここから徐々に梶川は出場機会を失っていきます。
チームは勝ち点101と記録的な強さを見せましたが梶川は出場僅か6試合。彼の持つポテンシャルを考えれば不本意だったに違いありません。
そんな彼に訪れたのがV・ファーレン長崎からのオファーでした。
V・ファーレン長崎での復活
2015年初めて彼を見たのは三ツ沢だったでしょうか。チームの中心として頑張っているとは聞いていましたが現地で見て感じました。「輝いている」と。
そこには本来の姿を取り戻した梶川諒太がいました。
その後も長崎の試合を見ましたが走るチームの中で違いを作っていたのが梶川。
また持ち前のテクニックや運動量にも一層磨きがかかっていました。
なにより彼は楽しそうにプレーをしていました。これはいいチームに行ったな。戻ってきて欲しいという気持ちもありつつそういう感情も・・・。
そして彼は決断しました。V・ファーレン長崎をJ1のクラブにするために戦う、という決断を。
2017年。J1で会おう
実はとても賑やかしだった梶川選手。
大槻とのやかましくも楽しい絡みがもう見られないのは残念です。
そしてなによりプレイヤーとして、彼はJ1でプレーしなくてはいけない選手だとも思います。間違いなくそれだけの力を持っています。
2016年。長崎を初のJ1へと導いて。再来年もう一度会いましょう。J1で会いましょう。
僕たち待ってますから。