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審判がすぐ笛を吹くということについて。選手も審判もJリーグ全体としても「倒れないから有利になる」ということは追求していかないといけない

審判の判定のことで色々議論がされていますね。

議論がないということは一番悪いことだと思うので、活発に議論されることはいいことだと思います。

サポーターがルールを知らなくてはいけないという話については審判経験者の方がたくさん話していることなので、それも今回話さないです。

 

僕が気になったのはこの記事のこの部分(昔の記事ですが)

Jリーグの選手は過保護なのか?西村W杯審判員が伝えた意外な事実。(2/2) 

 「日本の選手たちは、フィジカルコンタクトがあるとすぐに倒れる。でも、接触があって倒れたら、ルール上、ファウルはファウルなので、レフェリーとしては笛を吹かなければいけないんですよ。それに対して、W杯では選手たちがぶつかられても、体が強いから踏ん張ることができる。だから笛を吹く必要はない。正直、そういう面では、W杯の方が判定するのが楽でした」


倒れないことでチームを助けた武藤嘉紀

以前こんな記事を書きました。

FC東京対湘南ベルマーレ。チョウ・キジェの怒りと武藤の時間稼ぎについて言いたいことがある

 

これは書いたあと大概色々なことを言われたんですが、武藤がコーナーフラッグ付近で時間稼ぎをしたプレーについてです。

湘南ベルマーレの選手はファール覚悟で止めに行ったんですが武藤は全然倒れないからどんどん時間を使われてしまうんですね。これはベルマーレにとって嫌だったしFC東京にとってはすごく助かるプレーでした。

(実際ベルマーレボールになったらラストチャンスが訪れましたし)

僕はこれは「素晴らしいプロのプレーである」と評しました。

 

 

エースとはなにかを教えてくれた石原直樹

また、僕の中には今も記憶から離れないエースの姿があります。

それは石原直樹。湘南ベルマーレから大宮アルディージャに移籍し、サンフレッチェ広島ではリーグ制覇に貢献し今は浦和レッズで頑張っています。

石原は本当にすごかった。相手に何をされても倒れないで突撃していく。

しかも倒されても全く抗議をせずにその後も淡々と厳しい肉弾戦を挑み続け、最後にはゴールを奪って戻ってくるんですよ。

点をとってくる事以上にこの逞しさに「エースの風格」を感じたのを非常によく覚えています。

 

選手も倒れないプレーを追求していくべき

審判がすぐ笛を吹くのか選手がすぐ倒れるのかは置いておいても、「選手が倒れないことでチームが有利になるプレー」は追求していくべきだと思います。

例えば味方がファール覚悟の相手に対してキープしている時に、その選手を追い越していくプレーがあればチャンスになりますよね。

相手が複数人で囲んでくる厳しい状況は逆に言えば味方はフリーになっているので、打開できればチャンスになりますよね。

「ボールを持つ選手が倒れない」という前提のプレーを追求すれば「チームは有利」になると思うんですね。

世界のトップが倒れないというならばそこは選手も、もちろん審判も追求していけないと思います。

 

 湘南ベルマーレの大槻周平。彼もまた倒れないことでチームを助けている

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審判の判定で気になるのは流す流さない

審判についてもここは向上して欲しいというものがあります。

それは「審判が流さなかったせいでチャンスが潰れた」というシーン。

相手にファールされている状況でも懸命にパスを出し、大きなチャンスになりそう!

そんな時に笛を吹かれてチャンスを潰されることは結構あります。

これは正直見ていてげんなりしますし

日本の選手たちは、フィジカルコンタクトがあるとすぐに倒れる

~~~の話から考えると流さなきゃいけない思うのでここは本当にお願いしたいです。

 

2:20~あたりのプレー。山田直輝が耐えてパスを出す。そこから得点が生まれた。

味方が倒れないことを前提に走った選手。反則を流した審判も含めてみんなのよいプレーが生んだスペクタクルなゴールだった。

www.youtube.com

 

補足

反則は起きているのにあえて取らないというのは状況判断力が求められる、極めて難しいジャッジなので、審判もわざとやっているわけじゃないというのは補足しておきたいです。

 

 Jリーグ事務局としても議論する土壌は作って欲しい

審判委員会がJリーグ前半戦を分析…判定における課題とは | サッカーキング

Jリーグがジャッジについてのブリーフィングをやったんですがこれは確かメディア向けで一般の人は観覧できなかったです。

スタジアムでの際どい判定はVTRで流さないとか審判のジャッジの意図が聞こえてこないということについてサポーターは「議論を封殺しようとしている」と感じ、不信感を持っていると感じます。

ですからこういう試みを一般の人向けにも開催するなどジャッジについてオープンにしていくことは必要だと思います。そこは努力できる部分ですよ!

本当にやってくださいね!

 

長くなりましたが終わり。