2015年8月16日。湘南ベルマーレは圧倒的アウェイである埼玉スタジアムで日本一のビッグクラブ、浦和レッズと対戦しました。
ベルマーレ側もゴール裏は売り切れていてそういう意味でのクラブの成長を感じることができました。
ベルマーレ側は満席やなあ #bellmare pic.twitter.com/LUgiWZ1r0N
— SR (@sr2460) 2015, 8月 16
使えなかった中央。狙われた左サイド。
J1リーグ2nd第7節 浦和vs湘南戦 試合後監督・選手コメント « 湘南ベルマーレ公式サイト
試合後に大槻選手への長いボールが多く、そこを起点にするという狙いだったのか?という質問がありました。
この試合はとにかくロングボールが多かったです。浦和レッズのプレッシャーが厳しくどうしても前に蹴らされる形になっていました。
これで相手の最終ラインを下げることができれば良かったのですがそうはいかず。
相手が陣形はコンパクトに保ったままだったため、ベルマーレがずっとこだわってきた中央の最も危険なエリアにボールを入れることが出来ませんでした。
中央にボールが入らないので少し逃げるような感じでボールをサイドに送るのですがそこを狙われていました。
この日の左サイドは確かに良くなかったですが、相手守備の人数やプレッシャーの速さに凄まじいものがあったのはチーム全体でそうさせていた部分が大きいので、個人の責任だけで終わらせるのは違うと思いました。
チョウ監督の言うように「外に逃げてはいけない」。
戦略的にも選手の自信という意味でも、一番整理された中で戦えた
浦和レッズの攻撃という視点に立つと中央を警戒させておいてベルマーレの左サイド。つまり5トップの一番右に(おそらく関根)何度もロングボールを送っていました。
今年のホーム広島戦ではこういうパターンにも上手く対応していましたがこの日はかなりやられましたね。
ただ、そんな中でも選手は落ち着いて戦えてましたし最後の最後はほとんどやらせませんでした。浦和レッズの精度の問題とも言えるかもしれませんが、間違いなく今回が一番守れてました。
時にはカウンターで相手ゴールを脅かすこともできましたし、能動的にボールを動かすことも過去と比べて一番出来ていたと思います。
ベストゲームという意味では2013年のホームでしょうが、一番差の無い試合ができたのは今回のゲームだったと思います。
監督の言う戦略的にも選手の自信という意味でも、一番整理された中で戦えたという言葉は間違いではなかったと思います。
力の差を感じたものの今までで一番戦えた試合
浦和レッズは個人の力は本当に高いですし、ずっと同じ監督でやっていて組織も成熟しています。一言で言ってしまえば本当に強い!
そんな相手に力の差をしっかり感じながら負けず劣らずやれる部分が増えたというのは絶対に前進だと思います。
試合は0-1で負けましたし、相手に狙われていたベルマーレの左サイドからのものでしたが、間違いなくよくやっていました。
力の差を感じたものの今までで一番戦えた試合でした。
試合後のブーイングなどについて
試合後の槙野のヒーローインタビュー時にブーイングが飛んでいました。
試合中にブーイングっていうのは仕方ない部分があると思いますが、試合が終わったあとのヒーローインタビューでブーイングするのは良くない。
と・・・いうかこの試合はスタメン発表の時に槙野にブーイングが出ていてすでに不穏な感じでした。
試合前のブーイングも試合後のブーイングもそうなのですが、どちらも誰かが先導して行ったものではなく自然発生的に生まれたものでした。
というかベルマーレのコアサポーターはやめるように求めていました。
チョウさんもそれはやめようよとジェスチャーをしたためブーイングはすぐに終わりました。
どうも槙野に対して個人的な感情を持っている方がかなり多いらしく、それが今回の自然発生的なブーイングにつながったんだと思います。
槙野が高山になんかした瞬間がさすがにイラっとしましたし、twitterでもちょっと怒っているのですが、僕は槙野に特に個人的な感情を抱いていないのでブーイングとかはしませんでした。まあ冷静になれば槙野のあれはもういろんな意味でしょうがないです。
チョウ監督は「少しみんなと離れて。✕のジェスチャーをしたあと深々とお礼をしていました。
いつか必ず埼玉スタジアムでリベンジする
浦和レッズは強かった。今年は力の差を感じずに済んだ試合がとにかく増えたのですが、浦和レッズとははっきりとした差を感じました。
それはスタジアムの雰囲気にしてもそうです。全盛期に比べ随分人が減りましたがやっぱり素晴らしかったです。
だからこそ絶対に埼玉スタジアムでリベンジしたい。
このスタジアムであれだけ強い相手に勝ったらどんな気持ちなんだろう。どれだけベルマーレというクラブの自信になるだろう。財産になるだろう。
J1にきちんと残って、立派にJ1のクラブになってそれを確かめたい。
必ず!必ず埼玉スタジアムリベンジする!
まず来年!今よりもっと力をつけてもう一度埼玉スタジアムに行く!
そのときは必ず勝ちましょう!