川崎フロンターレは愛されています。人気があります。
これは断言できます。
実は僕は公務員試験を受験したことがあり、その時に川崎市を受験しました。
その際の説明会で壇上でスピーチした市の職員の方は川崎市全体の魅力や仕事のやりがいなどもそこそこに、ずっとフロンターレの魅力について語っていました。
阿部孝夫元市長も何度も何度もフロンターレに魅力と重要性について触れていました。
川崎市における川崎フロンターレの立ち位置
川崎市において川崎フロンターレは非常に重要な立ち位置にいます。
川崎市には先端産業の育成などの重要政策があるのですが、その中に文化やスポーツで川崎市の魅力を発信するというものがあるのです。
川崎市職員の採用パンフレットの抜粋を見ていただけるとわかりますが、子育て、教育をはじめとした重要政策の中に文化、芸術、スポーツというものがあります。
実はこれは川崎市がもっとも重視している政策のひとつなので、パンフレットの最初に出ているのです。
そしてその重要政策のひとつであるスポーツの中で頂点に立つのがホームタウンスポーツ推進パートナー。
ホームタウンスポーツ推進パートナーは川崎市のスポーツ政策に欠かせない存在ですが、そしてパートナーの中で最も求心力がありみんなをを引っ張る存在になっているのが川崎フロンターレなのです。
川崎市ホームタウンスポーツ推進パートナー - Wikipedia
どこの市でも政策なんて一緒だと思いますか?違いますよ。文化やスポーツを市の重要政策に位置づけている自治体はそんなに多くありません。
だからこそ川崎市がフロンターレに期待している部分は非常に大きいのです。
川崎フロンターレは川崎市の期待にちゃんと応えてきた。
川崎フロンターレは川崎市にどのようにして貢献してきたか?
まず川崎フロンターレはきちんと成績を残し、人をスタジアムに集めるということで
川崎市に貢献してきました。
成績の上下動があっても毎年16000~17000をコンスタントに集客しています。
Jリーグ観客動員データ チーム別 川崎フロンターレ | FootballGEIST
そしてなにより特筆すべきはその地域貢献活動の豊富さです。
川崎市のバナナの販促活動。
フロンターレ日記:KAWASAKI FRONTALE:「かわさき応援バナナ」フロンターレ選手販促活動
算数ドリルの制作に子供たちとのふれあい
フロンターレ日記:KAWASAKI FRONTALE:算数ドリル実践学習!
川崎市にある相撲部屋とコラボしたイッツァスモウワールド
フロンターレ日記:KAWASAKI FRONTALE:イッツァスモウワールド
地域の方たちとのふれあいにプラスして川崎市の魅力を全国に発信し続けてきました。先日コミケへの出店がニュースになりましたが、あれだってふざけているわけじゃありません。
川崎市には藤子不二雄ミュージアムがあったり、「ねこのしっぽ」という同人誌などを印刷する地元企業があったり、川崎市産業振興会館でよく即売会が行われたりと漫画やアニメも大きな魅力の一つです。
ただしそういう魅力を発信していくのに行政や一般企業だけの力だけではなかなか難しい。
ですから企業や行政だけでは難しいことを川崎フロンターレというクラブと一緒になってやっているのです。
つまり、川崎フロンターレは川崎市民のシンボルになるだけでなく川崎市自体の魅力を発信して欲しいという、川崎市の側の期待に一生懸命応えてきたのです。
行政もきちんとクラブをバックアップしている
そんな川崎フロンターレの頑張りに行政もきちんと応えています。
阿部市長の時もそうだったのですが後援会の会長は川崎市長が勤めます。
川崎フロンターレ後援会のご案内 : KAWASAKI FRONTALE
そして多額のお金が必要となるスタジアムの大型改修も行いました。
サッカーのためになぜ改修やスタジアム建設をするのかという意見がいろいろなクラブの周囲で聞かれる中、川崎市の魅力を発信し、フロンターレの本拠地に相応しい施設を作りました。
(サッカー専用じゃないのかと思う方もいると思うんですが、川崎の方って等々力のこと好きみたいなんです)
武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ) 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
◇各階概要
<1階>
メインスタンド前の広場にある階段から場内に入れます。
選手ロッカー等、試合運営用の諸室があるフロアです。
<2階>
下層スタンドコンコース(3階)から下ったところにあります。
男女トイレには、着替える際にうれしい更衣ブースや乳児を連れたご来場者にやさしいベビーシートがあります。また、個室内の壁に色を付け、使用中か空いているかが一目で分かるようになっています。
この階には、雨に濡れない多目的用途の広場も設けられます。
<3階>
下層スタンド。来場者が入場ゲートから最初にたどり着く階です。
コンコースは透明な遮風板でカバーされており(通行動線となる部分等を除く)、風雨が吹き込む心配は無用。店舗や救護室、授乳室、車椅子対応トイレ等が並びます。下層スタンドの観客席へはこのコンコースから入れます。
<4階>
上層スタンド。観客席の他、記者席やテレビ中継カメラポジション等のメディア用エリアが中心です。一部にバラエティシートも設けられます。
<5階>
現在の北サイドスタンド(ホームゴール裏)に加えて新たに南サイドスタンド(ビジターゴール裏)に設けられる大型映像装置の操作室、場内放送室の他、テレビやラジオの実況放送室等がある関係者用エリアです。
<6階>
最上階から全体を眺められるテラスシートがあります。テラスシートの背後にあるラウンジはスタジアム外側に向けてもガラス張りで、フロンパークの様子など等々力緑地を一望できます。
スタジアムの利便性をあげる施設もきちんと整備しています。
しかしこれは川崎フロンターレが長年川崎市に多大な貢献をしてきたことを考えれば当然でしょう。
川崎フロンターレが人気があるのは当たり前
川崎市や川崎市民の期待にしっかりと応えてきたフロンターレ。
いつもに地域のことを考えて頑張っていると思います。
だから行政や市民から愛されるしみんながサポートしてくれる。
川崎フロンターレが人気があるのは当たり前!愛されるのは当たり前なんです!
首都圏のクラブは地方のクラブと違いメディアがクラブのことを取り上げてくれないですが、それでもきちんと努力をすれば地域に必要な存在になれることを川崎フロンターレが証明しています。
川崎市は昔は治安の悪いイメージでした。
しかしここ10数年で映画館やコンサートホールができたり、ベンチャー企業の支援が充実したりと随分イメージが良くなりました。
川崎駅前で路上ミュージシャンやパフォーマーがいろんな出し物をしてるのもよく見ますよね。武蔵小杉は住みたい街ランキング第五位にまで成長しました。
「住みたい街ランキング2015(関東版)」目黒・武蔵小杉が上昇! | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト
それは川崎市が頑張ってきた証でもありますがその中でフロンターレが貢献してきた部分は非常に大きい!
ですから川崎フロンターレは愛されていますしとても魅力があるクラブなんです。
今まで積み重ねてきたものを考えれば市民に愛され、行政に大切にされ、川崎の人たちから人気があるのは本当に当たり前のことなんです!