5/3にツエーゲン金沢がJ2の首位に躍り出ました。
J3から昇格して初年度なこと、今年のJ2には強豪クラブがうごめいていることからもこれはもの凄いことです。
ただツエーゲン金沢にはJ1ライセンスが交付されておらず、このままでは優勝したとしてもJ1に昇格できません。
・・・ということは仮に金沢が昇格圏のままシーズンを終了すると、J1の自動降格枠はどうなるのでしょうか???
自動昇格圏内に入った場合、おそらくJ1の降格枠が3から2になる
J1昇格プレーオフ圏内の3~6位に入った場合、ライセンスのないクラブは参加せずにほかのクラブだけでプレーオフを行います。
つまり1、2位とプレーオフの勝者が昇格するため、J1の自動降格枠は3つとなります。2014年の北九州のパターンですね。
では1位か2位。つまり自動昇格圏内にライセンスのないクラブが入った場合はどうなるのでしょうか?
調べても全然わからなかったのですが・・・見つけました。
フットボール批評(カンゼン) - 2015シーズン Jリーグクラブライセンス交付発表がありました。... | Facebook
北九州が2位に入った場合は、J1への自動昇格の枠が一つ減り、J1からの降格チームも2チームになる見込みのようです。(中山佑輔)
リンク先はJリーグ公式HP
http://www.j-league.or.jp/release/000/00006061.html
これは昨年の記事です。
つまり昨年の場合は自動降格チームが2チームになる予定だったのです。
今年はまだライセンスが発行されていませんから(おそらく9月頃に審査が終わる)、その時になって変更になる可能性もゼロではありませんが、プレーオフの繰り上げなども認めていないですからおそらく降格枠は2になるのではないでしょうか??
ライセンスが発行される9月頃に正式に発表があると思いますが、これはJ1のクラブにとっては金沢の動向に目が離せないかもしれないですね。
追記
下記サイトにも書いてありました。
ってかむちゃくちゃ詳しくてすごいサイトだなこれ。
シーズン終了後のクラブ入れ替えについて:ホームゲーム観戦ガイド
J1昇格が「3」に満たない場合の入れ替え数
上述のとおり、自動昇格枠、プレーオフ枠ともJ1昇格には翌年の「J1ライセンス」が交付されていること、リーグからの融資を受けた場合は期日までの完済が条件。この条件を満たさないクラブが自動昇格枠のJ2・1位、2位に入った場合でも昇格はできず、3位以下を繰上げて枠を埋めることもされない。
また、昇格プレーオフ出場のJ2・3位~6位すべてをそうしたクラブが占めた場合、プレーオフが開催されないので、プレーオフから昇格するクラブはない。このような場合、昇格クラブ数が「3」に満たなくなる。
J1に昇格するクラブとJ2へ降格するクラブ数は原則同数のため、昇格が3未満では、J2降格枠J1・16位、17位、18位のうち最下位から順に自動降格し、残った上位のクラブが降格対象を外れる。
詳細は以下のとおり。
- J1昇格クラブが「2」の場合
- J2降格対象はJ1・18位、17位の下位2クラブ。J1・16位は降格対象から外れ残留。
- J1昇格クラブが「1」の場合
- 降格対象はJ1最下位の18位のみ。J1・17位、16位は対象から外れ残留。
- J1昇格クラブなしの場合
- 自動昇格枠、プレーオフ枠のいずれからもJ1昇格クラブがない場合、J2に降格するクラブはなく、対象3クラブはすべて残留。
続報。ライセンス取得への動きがありました。
J2で3位の金沢、今月中にJ1ライセンス申請へ - J2 : 日刊スポーツ
昇格条件を満たすクラブハウスの設置を市に求め、J1ライセンスを申請する動きのようです!これは要注目!