マリノス戦と鳥栖戦のあとの監督のコメント。
これを読んで、「ああ、チョウ監督はやっぱり素晴らしいな」「潔いな」と思いました。
まずこれはマリノス戦。
2015年4月25日(土)1st 第7節 VS 横浜F・マリノス « 湘南ベルマーレ公式サイト
ただ、自分たちの特徴とするスタイルを出して勝っていくには上っ面のことだけでは絶対にダメで、本質的に相手に対して何をする、何をしなければいけないのかということを、もっと一人ひとりが心の底から自覚していかないと、このリーグは乗り切れないと思っています。
僕に言われてからとか、ハーフタイムに指示をしてからアグレッシブになり出すとか、そういうところがチームとしてまだまだ幼稚だなと。
この試合に関しては監督が選手についてコメントすることが多かったんですね。
この試合は3-0で負けて内容も良くありませんでしたね。
次の鳥栖戦4-2で勝利しました。
2015年4月29日(水・祝)1st 第8節 VS サガン鳥栖 « 湘南ベルマーレ公式サイト
マリノス戦が終わった後に、指導者としてというか、監督として選手に対して謝らなきゃいけないほど失敗してしまったなということを、…ちょっとここでは詳しくは言えないんですけど、そのことがあって、自分は監督として駄目だなって自分のことを自分で責める時間がここ2日ぐらいずっとありました。
~(中略)~
マリノス戦がああなってしまったのは、僕のマネジメントがすべてだと思っています。
実は4/30の日本経済新聞の朝刊にも「(前節の)横浜・F・マリノス戦でああなったのは僕のマネジメントのせい」と書かれているんですね。
公式サイトと新聞で微妙にニュアンスが違うので、「マリノス戦の前にマネジメントを失敗した」「試合後に失敗した」「両方失敗した」のどれが正しいのかわからないんですが、僕はこれを素晴らしいなと思いました。
横浜・F・マリノス戦の時に主に敗因について選手に向けたメッセージになっているんですけれど、鳥栖戦のあとに「自分に問題があった」と話しているわけです。
これって最初の会見では選手についていろいろ思っていたけれど、思い返してみて自分に非常に大きな過ちがあったと気がついたんじゃないかなと、僕はそう感じたのです。
そういう時に監督という立場ですから「選手に間違いを認めたり、謝ったり」っていうことを簡単にできないと思うんですね。
自分が間違ってたとかそういうことを素直に認めるって難しいことですし、記者の方がたくさんいる会見で言うっていうのはすごく「潔いな」と感じました。
いつでもまっすぐな監督。信頼できる
鳥栖戦はすごく気持ちの入ったいい試合でしたが、チョウ監督のまっすぐな部分に選手が何かを感じた部分は確かにあったんじゃないか?
僕はそんな風に思いました。
追記
この記事に実際にどうだったのか推察できる部分がありましたのでぜひ読んでみてください。