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アニメSHIROBAKOの話の構成が巧みだ!

 

今SHIROBAKOというアニメが面白いです。

アニメ制作会社を描いたお話でアニメ版バクマンみたいなやつです。

このSHIROBAKOですが12話で、

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この温厚そうな大ベテランの杉江さんが大活躍して、会社最大の危機を乗り切ります。

その時に

「今風の絵が描けないからと孤高の職人を気取っていたのかねえ」というセリフがあります。

実は僕はこのセリフに違和感を持っていて

「こんな温厚そうなおじいちゃんがそんなこと言うかねえ。孤高の職人って感じしないけど。」とも思っていました。

というかこんな大ピンチになるまで誰も杉江さんに声をかけませんでしたから、そういう意味でも違和感がありました。

 

 

しかし・・・19話で杉江さんや社長の若いころの映像が出てきて・・・

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おお!杉江さん尖ってるよ!もろ職人気質!

確かにこれだと杉江さんのことを知ってる人なら「萌えアニメ」なんて恐れ多くて頼めない感じですね。

妙に納得してしまいました。

プライドも高そうですし、確かに孤高の職人のようにふるまっても何らおかしくありません。

ちなみにこの描写ですが情熱にあふれた人達ばかりで、これがまたいい伏線になっています。

 

 

それは次の20話

 

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平岡君が喧嘩をした後のシーンです。(後姿の人が平岡君)

社長(歯が欠けている人です)が彼に「僕が若いころはこういう荒事は日常茶飯事だったけど、今時は珍しいねぇ」という発言があるのですが、これって19話で実際に彼らの若いころの描写があるからすごく説得力があるんですよ。

あんなに熱意があって職人気質な人が多ければそれは荒事もあったでしょう。

 そしてこの平岡くん。仕事に対して超やる気がないんですけど、どうも最初は夢を持ってこの業界に入った様子。だけど最初の一年で夢から覚めて現実を見たそうです。

なんかこういう対象的な二人が際立つのも19話があったからだなあと思ってこの話の構成は巧みだなあと感心してしまいました。

 

このSHIROBAKOというアニメ。

変な話毎回神回ですのでもしよければ見てみたらどうでしょうか?