前回の記事でAリーグに有力選手が移籍した話をしました。
サンフレッチェ広島のスタジアム問題。そしてついにこやのんこと小谷野社長が立ち上がった
そのAリーグですが近年急成長を遂げており、昨年はついにウェスタンシドニーがACLを制覇しました。
魅力的なスタジアムを作らなければJリーグは置いていかれてしまう
[ 小野伸二 ] 全ゴール&アシスト [ Aリーグ・2012-2013・Shinji Ono ] - YouTube
この小野選手がプレーしているのがAリーグです。
日本のJリーグと明確に違うのがスタジアムですね。
サッカースタジアムもしくは球技場です。
日本のスタジアムは陸上競技場がほとんどで、陸上トラックが配置されているためピッチから観客席が遠く、観戦する際の臨場感に欠けてしまいます。
Aリーグは魅力的なスタジアムを活かして観客を呼び、そこで得たマネーで有力選手を獲得しています。
実はアメリカのMLSも同じ手法をとっています。
魅力的なスタジアムの建設を第一に考え、チケット販売を専門に行うスタッフを育成し、精力的にチケットを販売。
観客動員を増やせばスポンサーやテレビ局からもお金が流れてきますから、そのお金で有力選手を獲得し、さらに観客を増やしているのです。
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杓子定規なJリーグのスタジアムライセンス
JリーグはJ1に参入するために1万5千人以上の収容のスタジアムを建設することを定めています。これは地方の小さな自治体でも大きな都市のクラブでも一律です。
僕はこんな杓子定規な規定を作った人間は心の底から馬鹿だと思っています。
これは鳥取で作られた中部yajinスタジアム。
なんと3億円で建設されています。
しかしこのスタジアムはピッチに近くていいスタジアムです。
小さな自治体の地域の人にサッカーの魅力を知ってもらうにはこれほどいいスタジアムはないんですよ。
Sunスポ ガイナーレ鳥取 完成YAJINスタジアムが沸いた - Dailymotion動画
市民の寄付などで作られたこの素晴らしいスタジアム。
Jリーグは「このスタジアムはふさわしくない」と杓子定規に判断するだけです。
YAJINスタジアム公式戦 Jリーグ判断「開催不可」 - Dailymotion動画
僕はその地域に合った形で魅力的なスタジアムがあれば、日本サッカーの発展すると思っています。
AリーグやMLSが発展しているのを見ると、Jリーグ事務局が日本サッカー発展を妨げる癌のような気がしてならないのです。
後一回スタジアム関連の記事が続きます。