J2 首位スーパーリーグ 順位表 第10節終了
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┃位┃名前 │勝点│試(勝−分−敗)┃得│失│得失┃
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┃01┃湘南2014│
30│10(10−00−00)┃31│04│+27┃
┃02┃広島2003│ 28│10(09−01−00)┃25│08│+17┃○2位
┃03┃京都2005│ 26│10(08−02−00)┃18│06│+12┃◎
┃04┃湘南2009│
25│10(08−01−01)┃19│08│+11┃○3位
┃05┃大分2002│ 25│10(08−01−01)┃17│06│+11┃◎
┃06┃湘南2012│ 25│10(08−01−01)┃23│13│+10┃○2位
┃07┃神戸2013│
25│10(08−01−01)┃18│08│+10┃○2位
┃08┃川崎2004│ 24│10(08−00−02)┃23│09│+14┃◎
┃09┃浦和2000│ 23│08(08−00−00)┃25│06│+19┃○2位
┃10┃仙台2001│
23│10(08−01−01)┃24│12│+12┃○2位
┃11┃木白2010│ 23│09(07−02−00)┃13│03│+10┃◎
┃12┃千葉2011│ 22│10(07−01−02)┃19│10│+09┃●
┃13┃札幌2007│
21│10(06−03−01)┃13│06│+07┃◎
┃14┃広島2008│ 20│09(06−02−01)┃21│08│+13┃◎
┃15┃瓦斯1999│ 20│10(06−02−06)┃16│07│+09┃○2位
┃16┃木白2006│
19│10(06−01−03)┃14│09│+05┃○2位
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◎優勝 ○昇格
●残留
第10節終了時首位クラブの昇格率は93.3% 優勝確率は4割
00年浦和と01年仙台の勝ち点がおかしいのは、延長Vゴール勝ちを含むため
マジですごいです。勝ち点的には今後絶対に破られない記録なんですよね!
試合が続くのでレビューは短めにします。
すみません。
京都戦の序盤はピッチがスリッピーなこともあったのかパスミスが多くみられました。
縦につけるのはいいのですが、ピッチの使い方が狭くそれが余計カットされる要因のように思えました。ただここで「縦に急ぐな」と指導するとへんてこなポゼッションサッカーになってしまうので、縦をファーストチョイスにしつつ、サイドチェンジを使ったり角度をつけるために効果的なバックパスをするなどの判断が出来ればもっと成長できると感じます。
試合後のコメントでも反省の弁が多かったですね。
これってすごく贅沢な悩みというかなんというか、でもすごく頼もしい。
そんな感じでいや〜な雰囲気が漂っていたのですが、今年の湘南は飛び道具が充実!
丸山のFKから先制点を奪います。
僕はバックスタンド(7ゲート)のセンターライン付近で見ていたのですが、壁の横をすり抜けてゴールの横もすり抜けたと思いました。そしたらなぜかオ・スンフンが横っ飛びをして、ボールがゴールに吸い込まれるという・・・。
つまり!とんでもないカーブがかかっていたということです。
一点取れれば、この試合は前線と中盤でのプレスが効果的にかかっていたので安心してみていられました。そこを突破されてもDFが冷静に対処していました。チョウさんのコメントでも守備のインテンシティでもっている(でしたっけ?)とコメントがあった通りだと思いました。
ただDFラインで多少プレゼントパスがあり、そこはよくありませんでした。
そして二点目は見事な形から生まれます。
大介のドリブルを三竿が追い越してクロスボール。武富が飛び込んでヘディングゴール。今年何度も見られた形が今日も決まりました。この形を見るたびに「数的優位」の重要性を認識します。
このゴールが決まったところで前半終了。
ハーフタイム中に交通安全のCMがあったのですが、またしても見逃してしまいました。
後半がはじまるとすぐに点が入ります。
セットプレーから航がゴール。このゴールは京都さんにはこたえたと思います。
その後もイケイケモードになりましたが、点は入らず。
FWを二枚替えたあたりからプレスのバランスが崩れましたね。大槻も3トップの頂点に立つとウェリントンほどボールが収まらないのでそこも課題に見えました。
最後の20分は攻められ気味でした。
フレッシュな三平に左サイドのドリブラー駒井がチャンスを演出。怖いシーンが続きました。チャミであそこまでやられるんなら、駒井は2人以上で止める必要がありますね。
しかし今年は守備の集中力が増しておりなんとかクリーンシートで終了!特に丸山が素晴らしかった。
前人未到の10連勝!
記録はどこまで続くのでしょう?
選手講評
GK秋元 ゴールキーパーはピンチが少ないと集中が切れて、イージーなミスをすることがあるのですが彼に関しては心配なさそうです。ヨンギを彷彿とさせるフィードキックも美しい。
DF遠藤 機を見てのオーバーラップと守備の奮闘は見事。フィードのミスが散見。
DF三竿 遠藤と同じような感じ。無駄でもなんでも大介がドリブルするとリスクを取って上がっていくすがたを是非スタジアムに多くの人に見てほしい。(テレビじゃ絶対わかりません)
DF丸山(MOM) どう考えてもMOM。このピッチの中フィードやパスのミスも無し。大黒とのかけひきでも破たんがなかった。また本当に高さに強く、単純な放り込みでは絶対に攻略できない、まさに移動要塞。これでインターセプトとフリーキックでゴールまでやるのだからパーフェクト。彼が出場できないFC東京は化け物チームだと思います。
MF藤田 藤田のクロスがピッチを割ることって見たことないですよね。意外と駒井にやられなかった気がする。
MF永木 いつもの永木だったがボールを持ちながら考え始めてパスを引っかけるシーンが。サイドチェンジも一回ミスっていたが、サイドチェンジから得点が入ったのは紛れもない事実。プレーヤーとしての幅を広げるために、失敗してもいいから展開力を身に着けるチャレンジを継続してほしい。(平塚の客も監督も、それで怒ったりしない)
MF菊池大 ここ二試合ちょっと疲れがたまっている感じだったがこの日はまずまず。特に守備時の帰陣スピードは異常。攻められるときに走るのってすごく体力がいるので。大介は一対一の守備も結構できるんだよね。
MF菊地俊 彼の縦に早いパスはまさに驚異。とんでもないサイドチェンジまで決めだし欠かせない存在に。これでグギョン並みのボール奪取を身に着けたら絶対日本代表になれると思います。
FWウェリントン 今日の空中戦勝率は異常。ほとんど負けてないのでは?これで守備まで献身的にやるんだからすごい。強化版鈴木隆行みたいな好選手。
FW大槻 前線からのプレスの多くは彼から始まる。ただ中央では少し苦戦。ここで決定的な仕事が出来るようになるとチームの編成上も非常に楽になる。頑張れ!
FW武富 二点目を獲る。強くなったフィジカルを活かして強引にボール奪取ができるようになった。多分ポストプレーの質も向上してるから今度やってみるといいと思うよ。
FW梶川 すごいミドルを打っていた。別に彼だけのせいじゃないのだが交代選手が入ったことで少しバランスが崩れたので、あんまり活躍の場面がなかった。(つか永木を一列あげて梶川がボランチだったのかな?ビデオ見ないと分からないな)
FW中村 柔らかいタッチでリズムを作る。ゴールは取れなくてもいいと思うのだが、周囲と連動したプレスの質が向上するとぐっと使いやすい選手になる。まあ徐々に慣れていこう。
DF宇佐美 駒井に苦戦していた。一対一は強い選手なので、プレスのバランスが崩れたのと駒井の能力の高さが影響していると思われる。