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強いからではなく・・・。(3)

ベルマーレというクラブの転機はいつか?
J1に昇格した09年?
再度の昇格を果たした12年?




僕は間違いなく、この07年だと思います。

J1で長くプレーしていたジャーンを獲得できたのは幸運でした。
(ジャーンはこの年の移籍市場の目玉だったと思います)

また、1998年のW杯日本代表である斎藤俊秀も獲得し、ディフェンス面を強化しました。


しかし何よりも志向するサッカーが変わりました。

今までのベルマーレのサッカーは動きが少ないうえに、攻撃は大型のFWにボールを当てるものが中心でした。
アジエルのプレーは素晴らしく、お金を払う価値のあるものでしたが、走れないサッカーは面白いとは言えないものでした。

前年途中に就任した菅野監督は、走ることを重要視しました。

中心となるFWにスピードと体力のある、石原直樹据えたのが特に象徴的だったと思います。

この年補強した原竜太も同様の特性を持っており、前線からのチェイシングが機能するようになっていました。


GKのキムヨンギのたった一本のロングフィードから竜太や直樹がゴールに迫るシーンが僕は好きでした。

守備をする時にまずFWが全力で相手を追い回す姿に、今までにない「希望」を感じていました。

この年の成績は6位。
さらに次の年には5位になりました。

J1昇格が現実的なものになり、何よりアグレッシブで面白いサッカーに生まれ変わりました。

09年に、就任一年目でベルマーレをJ1に昇格させた反町監督に目が行きがちですが、ベルマーレを長く応援していた方なら、このクラブに大きな転換点をもたらした菅野監督の功績を忘れることはないと思います。


「湘南スタイル」。
クラブとしてブレてはいけない信念。きっとその原型だったんだと思います。
僕はずっとベルマーレにもって欲しかったものものを遂に手に入れた気がしていました。